団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

東京都知事選挙

2012-11-11 10:27:38 | 政治
                          東京都知事選挙

                                                   2012年11月11日(日)

 12月16日に投票が行われる東京都知事選挙に、全日本弁護士連合会会長の宇都宮健児氏が立候補しました。
 これで、あと誰が立候補しても、選挙の対立軸ができたと思います。

 最有力候補の現東京都副知事の猪瀬氏では、石原都政のくびきから離れることはできないでしょうから・・。
 すなわち、脱原発は唱えることができないでしょうし、脱オリンピックも言えないでしょうし、新銀行東京の解散を行うこともできないでしょうし、築地の移転も予定どおりするでしょうし、尖閣買収で募った寄付金は自治体としてしてはならない外交に干渉する目的で使うことを検討するでしょうし、何より、「何が無駄といってまず福祉」と言い放った石原氏にならって福祉の削減を一層するでしょう。

 これらに「待った」をかける待望の候補者です。

 もっとも、当選するかというと、非常に厳しいと言わざるを得ません。宇都宮氏は、「4つの柱(注)を認めてもらえるなら全政党に支持を求めていく。」としていますが、共産党と社民党くらいでしょう。

 注 誰もが人らしく、自分らしく生きられるまち、東京をつくります。
   原発のない社会ー東京から脱原発を進めます。
   子どもたちのための教育を再建します。
   憲法のいきる東京をめざします。




 選挙は水ものですから、誰が当選するか分からないですが、どの政党が自らの信念・政策を投げ捨てて勝ち馬に乗るか、それは明確に分かります。



 これからは、私の独り言です。

 ・前宮崎県知事の東国原氏は、東京都知事になったら、今度は何を売り歩くのでしょう・・。
 ・元神奈川県知事の松沢氏は、前回の都知事選挙に石原氏から後継と指名され立候補を表明していたのにもかかわらず、石原氏の出馬で立候補を取りやめました。この方って、石原氏の子分?
 ・新党改革の舛添氏ですが、「第三極」騒動でも「蚊帳の外」です。八方塞の破れかぶれの行く末は、再度の落選で政治生命を断たれることになるのでしょうか?この方にはTVタレントとして田嶋陽子氏とやりあっているのが相応しいのでは・・。

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マツダがトヨタ車生産

2012-11-10 12:30:22 | 経済
                        マツダがトヨタ車生産

                                                   2012年11月10日(土)

 思わず笑っちゃいました。私が妻に、今日の朝日新聞に載った「マツダがトヨタ車生産」という記事を見せた時のことです。妻曰く「トヨタはマツダに吸収されるんかね!」。私「?」。

 暫くして、ようやく妻の心理が分かりました。妻はマツダに対する思い入れが強いのです。その昔マツダが東洋工業といっていた時期に従業員であったからです。

 その当時のトヨタとマツダの規模は3倍は開いていなかったと思います。それが今や、10倍以上の規模になり、しかも財務力の差といったら較べものにならないくらい格差が拡大しています。

 にも係わらず、マツダに往年の力を取り戻してもらいたいという気持ちなのでしょう。

 その妻の想いはともかくとして、今回の提携はトヨタがマツダを支援するというウェイトが強いと思います。勿論トヨタとてメリットがあるから提携した訳ですが。


 さて、その内容ですが、マツダがメキシコに建設している工場でトヨタ向けへの小型車を供給するというものです。
 マツダのメキシコ工場はブラジルへの輸出を目論んでいたのですが、ブラジルの輸入政策の変更によりそれが難しくなり、工場の稼働率が心配になっていました。
 自動車産業にとって工場の稼働率は非常に重要で、利益に大きく影響します。

 トヨタが富士重工へ出資した後、富士重工のアメリカ工場でトヨタのカムリを生産することにし、実質富士重工の支援を行ったことがあります。
 今回の提携を重ね合わせて考えると、トヨタとしては将来の資本提携も視野に入ったのかと思います。
 私は、日本の自動車メーカーで、マツダと三菱は単独で生き続けるのは困難と考えていましたが、これでマツダは解決策が見えたようです。トヨタとの協業関係がこれから進むと思います。次はマツダのスカイアクティヴディーゼルのトヨタ車への供給ではないでしょうか。


 一方の三菱は、日産との協業の道へ進む可能性が強いと思います。(もっとも既に協業していますが、より深化するということです。)


 私の本音は、マツダが中国資本に乗っ取られなくて良かった!ということです。

 マツダは私の地元資本で、広島の経済に大きな影響力を持っています。マツダが元気になることが広島経済を元気にすることに大きくつながります。もう20年近く前のことになりますが、トヨタの営業スタッフが、「マツダ車が売れて、地元経済が良くならないとトヨタ車も売れない。」と言っていたことを思い出しました。


 


 11月10日の朝日新聞。









(2012年11月26日、追記)



 11月16日の中国新聞に、「資本提携まで発展の見方も」と観測記事が載っています。

 資本提携の可能性は、十分あると思います。トヨタの業績が上向いたということで、資本提携を考える余力ができたというのが、私なりの考えです。トヨタが赤字で経営が大変であれば、それどころではないでしょうから・・。
 
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消費税11%で地方税可能

2012-11-09 18:14:08 | 政治
                      消費税11%で地方税化可能

                                                    2012年11月9日(土)

 橋下大阪市長は、消費税を11%にすれば、財源が29兆円になり、現行の地方交付税等の地方財源27兆円を上回るとしたうえで、「国が決めた施策を地方が押しつけられる構造もなくなる。国を立て直す起死回生の案だ。」と「自画自賛」しています。

 この考えにはとんでもない内容が含まれていますが、その前に、先の29兆円のうち16兆円を「人口や面積に応じて税収の少ない道州に重点配分・・」と一応財政調整機能を持たせることを述べています。(私は、以前、橋下氏の地方財源を消費税化することを批判することを書きました。財政調整機能がないことがその論建の主なものでしたので、これは私の誤解でした。)


 地方行政のそもそもの目的は、「住民の福祉の向上」であり、そのため各自治体は多くの福祉施策を実施しています。もちろん、所得が少ない人がその主な対象です。こういった福祉施策の財源としてなにが一番大切かというと、「所得再配分機能」をもった税であるかどうかということです。所得税がそれに当ります。

 消費財は所得再配分機能が極めて弱い税と言わざるを得ません。所得の多寡にかかわらず同じ税率でかかる訳ですから。


 このような消費税で福祉施策を実施するのは、いわば、福祉施策を受ける低所得者にとっては、「蛸が自らの足を食べるようなものです。」

 さらに、住民が福祉施策を充実させてもらいたいと言えば、それは「=」消費税の増税ということになります。これは限りない、格差拡大社会に通じます。


 橋下氏の、消費税地方財源化は、今の格差をより拡大する社会、弱肉強食の社会になるでしょう。



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パン&マイム

2012-11-08 17:32:52 | 食べること
                         パン&マイム

                                                    2012年11月3日(土)

 「パントマイム」と読みます。中々凝ったネイミングで感心させられるのですが、「マイム」の意味が分かりません。「米夢」でしょうか?


 広島県東広島市に小田という米所があるのですが、そこで最近オープンしたパン屋さんです。米粉を使っているのがその、マイム(米夢)たる所以です。

 小田には、葡萄の時期に良く行ってました。(今年は行きませんでしたが・・。)


 TPPで日本の農業特に米は大変なことになると言われています。食糧の自給率は更に下がるでしょう。
 食糧を自給することによる食糧安保ということが言われていますが、その前に、稲作は日本の土地風土と密接不可分で、日本から稲作を切り離すことは、国土の保全という観点からも、大変な事態になることが予想されます。今でも、耕作放棄地で荒れ放題になっているかつての田圃を見ると、私はこの先、日本という国はどうなるのだろうかと、余計なことですが私が死んだ後のことまで考えてしまいます。


 最近のニュースで、パンにお金を使う方が米に使うより多くなったということを知りました。
 パンが好きかご飯が好きか、それはそれぞれ個人の好みで、誰がどうこう言うことはできないことは百も承知ですが、私はご飯よりパンが好きな人には好感が持てません。ちなみに、私の妻はパン党です。


 日本人全体の取り組むで、米の消費拡大に取り組む必要を、人一倍感じています。その証拠に私の日本酒の消費量は、人十倍でしょう。




・2012年10月27日、広島県東広島市「パン&マイム」。

 



 16時近くでしたので、もう閉まっているかなと思ったのですが、ゼンゼン!パンも沢山ありました。















 率直に言って、私はパンの味は良く分かりません。米が材料か麦が材料かも当てる自信がありません。
 値段も高いか安いか分かりません。TPPに関して、大層なこと言いましたが、身近なことに無頓着ではその資格が問われます。



 種類も結構多いです。
 街中に登場してもらいたいものです。






 我が家からは遠いですが、行く場所が一つ増えました。



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トヨタの中間決算

2012-11-06 18:10:37 | 経済
                        トヨタの中間決算

                                                   2012年10月29日(月)

 何故か、2007年8月4日、60歳の誕生日に次のように書いていました。

・トヨタ自動車の4~6月期の連結決算
 売上が6兆5,226億円(前年同期比16%増)
 営業利益が6,754億円(前年同期比32%増)
 純利益が4,915億円(前年同期比32%増)
 この間の自動車の販売台数が約216万台だから純利益を販売台数で除すと、1台当たり平均227,546円の純利益となる。半分は値下げに回してもらえないかと「空事」を考える。

 7~9期以降も好調が続き、トヨタは2008年3月期に空前の営業利益を上げることになりました。2兆2,704億円!




 2012年10月26日の朝日新聞によると、トヨタの子会社のダイハツと日野の9月中間決算が発表されていて、ダイハツの営業利益は対前年同期比で75.4%の増、日野は同じく99.3%増と絶好調となっています。





 近く発表されるトヨタの中間決算も2008年3月期ほどではないにしても、好結果が予想されます。営業利益6,500億円から7,000億円の間ではないでしょうか。

 トヨタとしては、地域セグメント別で国内でも営業黒字になることが大きいと思います。
 プリウス、アクアといったハイブリッド車を高額で売りつけているのが、その最大の要因と思われます。

・プリウス 217万円~(アメリカ24,000$~ 日本円で24,000×80=192万円)
・同プラグイン305万円~(同 256万円)
・プリウスα235万円~(同 212万円)
・アクア169万円~(同 152万円)
・カムリ304万円~ (同 208万円)
 注 アメリカの価格は税抜きと思います。

 装備の違いにより、実質的な値段差は上記と異なりますが、日本での価格がアメリカより高いことは間違いないでしょう。カムリにいたっては約100万円差ですから。

 トヨタは競争相手がいないと、このようにエゲツナイ値付けを行います。アメリカでカムリハイブリッドが安いのは、現代のソナタ(ハイブリッド)という手ごわい競争相手がいるからです。

 日本でも、ホンダや日産がトヨタに対抗できるハイブリッド車を早く発売することが求められます。
 そうでないと、日本の消費者はトヨタの高いハイブリッド車を買わされるハメになります。
 
 


(2012年11月6日、追記)

 11月6日の朝日新聞によると、トヨタ自動車の中間決算が発表されており、好調のようです。「ようです」というのは中国問題があり、今後不透明感があるので、そのニュアンスを出しました。

 売上高   10兆9083億円 (36.1%増)
 営業利益    6937億円 (前期は325億円の赤字)
 
 営業利益からみると、正にV字回復といってよいでしょう。

 この結果通期の営業利益の見通しを500億円上乗せし1兆500億円としました。
 中国情勢の不透明さはあるものの、北米、アジアが引き続き好調ですし、トヨタは厳しい見通しを出す方なので、結果は1兆数千億円になるのではないでしょうか。


 ネットで詳しく見てみると、びっくりしました。地域セグメント別の営業利益で日本が最大なのです。2508億円! 以下アジア1945億円、北米1826億円、と続いています。不景気なユーロでも121億円となんとか黒字を出しています。

 従来、地域セグメント別では、日本が足を引っ張る存在だったのですが、この円高のもとでの2500億円もの黒字は、トヨタは既に円高問題を克服したとみるべきでしょう。


 更にこの間、内部留保の多くを占める利益剰余金を、前期の11兆9170億円から12兆3703億円へ4532億円も積み増しているのは特筆に値します。


 この間の自動車の販売台数は452万台ですから、4532億円÷452万台≒100,000円。
 1台当り約10万円ですから、この半分の5万円は車両価格の値下げに回して、消費者の消費拡大に貢献してもらいたいものです。
 ・・と勝手なことを考えてしまいました。


 くどいようですが、原価低減その他で、円高を完全に克服しました。恐ろしいことです。次なる円高が来ますから・・。

 
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第2回府中学びフェスタ

2012-11-03 09:13:50 | お出かけ
                          第2回府中学びフェスタ

                                                    2012年11月2日(金)

 広島県には「府中」と名の付く自治体が二つあります。府中市と府中町です。市と町ですから、普通の人は間違わないのですが、私は間違いました。

 「小蔦貫二氏トーク&ピアノリサイタル」というチラシを入手し、「無料」に釣られて行く予定にしていました。

 当日の朝まで、気が付きませんでした。遠い方の府中だということが・・。府中町は車で30分位、府中市は車で高速を使っても2時間半位。妻に指摘されて、遠い方の府中ということに気が付きました。


 それでも、このピアニストが江田島市出身ということで私と同郷になりますので、是非行こうと決心したのです。

 
 ひろしま教育の日を定める条例と言うのがあり、趣旨として「教育に対する県民の意識を高めるとともに、日本国憲法及び教育基本法の精神にのっとり、本県教育の充実と発展を図るため、ひろしま教育の日を設ける」、ということです。


 いろんな催しものがあるなかでの、コンサートでした。

・グリーグ   抒情小曲集より「アリエッタ」作品12の1
 リヒテルの演奏で、グリーグのピアノ曲集を聞いたことがありますが、私はさっぱり分からず退屈してしまったことがります。
 今回も、よく分かりませんでした。
・ベートーベン  ピアノソナタ第8番「悲愴」ハ短調作品13
 第2楽章の抒情的な調べに涙しました。
・トーク
 現在、ドイツのハノーファーに留学していて、その体験談や、コンクールでのお話でした。
・ブラームス  4つの小品 作品119
 ブラームスらしい、派手さはありませんが、内に秘めた情熱を感じさせる曲でした。
・ショパン  4つのマズルカ作品33
・ショパン  ポロネーズ第6番「英雄」変イ長調作品54
 私の一番好きなショパンの曲です。少し遅めのテンポでたっぷりと聞かせる演奏でした。
 プログラムには次のように説明がありました。
 ・・「英雄」と呼ばれるこの曲は、祖国を失い苦境に立たされたポーランド人の誇り高い魂を歌っているかのようである。中間部では、幻想の中でポーランド兵の行進が遠くから徐々に近付いて来るかのような情景が浮かび、それは曲の最後に圧倒的な力となってポーランド人の精神を歓喜の勝利へと導いていく。

 小蔦氏は1986年生まれですから、25or26歳です。既にコンクールの入賞歴もあり、「新人」とは言えないでしょうが、これから大きく羽ばたいてもらいたいものです。



・2012年10月27日、広島県府中市「府中市総合体育館」。



 会場は体育館です。



 屋外コンサートやら、



 バザーです。
 府中焼きって、広島風お好み焼きと違うのでしょうか?


 







 カメラを向けるとノリのいい女性がいました。







 一本100円也。



 税務署の展示コーナーがありまして、これは本物と思います。見本と印刷している部分を除けば。これで5,000万円くらいでしょうか。一度は本物を抱いてみたいです~。



 税についての作文です。よくできていました。







 点描やら、左下の作風なんか、ギョとさせますね。



 この川柳は良かった。



 開演ぎりぎりまで調律が行われていました。

 マイクが見えますが、体育館ということで拡声器でピアノを鳴らすのです。非常に「?」です。低音が強調されて不自然な音になり、それが気になって音楽に没頭できなかったのですが、悲愴の2楽章でやっと雑念を払うことができました。それだけベートーベンに力があったということでしょうか。



 トーク中の小蔦さん、おだやかそうで非常に好感が持てました。




 

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木楽

2012-11-01 08:46:06 | 食べること
                             木楽

                                                   2012年10月29日(月)

 「きらく」と読みます。

 元々は家具工房を開いている方ですが、趣味が高じて家具工房の傍に蕎麦を食べる店を開いたのです。
 その蕎麦が本物の味で、高橋名人の蕎麦と同じような味です。



・2012年10月8日、岡山県奈義町「木楽」。



 お友達に建ててもらった建物です。











 大きな窓からは、ため池が見えます。奥行き感を感じさせます。







 ざるそばセット1000円也を注文することに。









 これは2階です。


 この女性は絵付けをしていました。







 李朝時代のアンティークの展示即売会をしていました。
 内緒で、聞くと、朝鮮を植民地にしていた時代の「戦利品」とか・・。









 これは、63000円也です。









 家具の展示もしています。
 手前の大きなテーブルは190,000円也。

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