団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

正統的政党

2012-11-22 18:11:10 | 政治
                        正統的政党

                                                    2012年11月22日(木)

 私は比較的政治に目覚めるのが早く、高校の時にはシンパ的支持政党がありました。その当時(1962年)の政党と言えば、自由民主党、社会党、民社党それに共産党でした。その後、公明党が誕生したとは言え、長らく5つの政党が存続する時期が続きました。
 
 それが、今や15政党s!主義主張は自由ですからいくら政党ができても、誰も文句を言う筋合いではありませんが、その離合集散には大いに異議を感じます。誰の目にも明らかなように、選挙目当ての野合としか映りませんから。

 いわゆる第3極の中心とも言える日本維新の会ですが、太陽との合流で、あっさり脱原発、企業献金の禁止を投げ捨てました。橋下代表代行がどのように釈明しようが、選挙目当ての妥協、いやそもそも脱原発の信念がなかったと言われても仕方がありません。

 合流した太陽にいたっては、政党結成から1週間も経たずに消えてしまった訳で、そもそも政党としての正統性があったのかと疑わざるを得ません。

 私は、政党を選ぶ選択として、少なくとも次のことを考慮します。①党員がいるの?ひょっとして国会議員だけではないの、②党内での民主的な意思決定機関があるの?、(民主的とは、「少数は多数に従う」、「下級は上級に従う」ということです。)③政党としてきちんとした財政運営ができているの等です。

 太陽の党と維新の会がいわば合流した訳ですが、トップ同士の話し合いの結果です。政党として他の政党と合併するか否かということは最も重要な案件の一つです。少なくとも正当な政党であれば、党大会を開いて決めることでしょう。石原氏も橋下氏も独裁的体質のある方ですので、仮に政権を取ったとして、このような独裁的手法を取るのかと想像するだに恐ろしいことです。

 選挙前の「野合」ですが、これはまだ有権者が選択の余地があるので、まぁ害は少ないと言えるかも知れません。しかし、私の予想するところ、選挙後もこの合従連衡は続くでしょう。「政権党」に加わるかどいうかを動機とした「野合」です。こういった野合は有権者を裏切ることになる場合が多いと思います。

 有権者として「裏切られる」ことのないよう、政党として真に正統的なしっかりした政党を選びたいものです。



 今日この時点で、河村名古屋市長率いる減税党が、TPP・減税・脱原発党と合流(いや野合)するとか・・。選挙告示日まで、まだまだドタバタが起こりそうです。(河村氏:日本維新の会に振られたので次の相手を探すしか仕方にゃーが・・)
コメント
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