団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

第28回〈ひろぎん〉トゥモロウコンサート

2012-11-28 17:52:53 | 音楽
                       第28回〈ひろぎん〉トゥモロウコンサート

                                                    2012年11月19日(月)

 ふくやま芸術文化ホール「リーデンローズ」は、初めてです。「reed & rose」葦とバラで、福山にゆかりのある植物です。

 約2000席で、中国地方最大のホールとありますが、そんなに大きく感じません。
 音響がとても良いと感じました。弦楽器特に低弦に膨らみを感じます。音響が良いと上手くなったように思えるから不思議です。


 萩原麻未演奏のグリーグのピアノ協奏曲はとて瑞々しく感じました。アンコールでショパンの小曲(よく聞く曲ですが題名は覚えていません。)はビロードのようなピアニッシモの美しさでした。


 ブラームスの一番は、ミュンシュ/パリ管のエンジェル盤をベンチマークとして聴いています。

 その昔、毎日毎日飽きもせず聴き続け、気が付いたら1か月以上連続して聴いていました。当時、この曲にストイックさを感じていました。
 ミュンシュ盤は、長い長いフェルマータが特徴で、また何分の一拍子か微妙な「タメ」がよりダイナミックさを強調しています。ティンパニの「バチ」というような音質も小気味良いのです。


 終楽章では身体が硬直し熱くなるのを感じました。


 アンコールはG線上のアリアです。ブラームスを聴いて燃焼しきった後の虚脱感を感じる身体に沁み入るようでした、こんな風に感じたG線上のアリアは初めてです。



・2012年11月7日、広島県福山市「リーデンローズ」。
 

 






 綺麗なホールです。






 舞台の奥が相当絞り込まれていて、あまり大きく感じないのかも知れません。




 私達が座った場所です。
 広島銀行がスポンサーになっているコンサートで、高校生等も沢山来ていました。多くの聴衆が楽章間で拍手しましたが、やめようね。


















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする