水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

連休後半

2010年05月04日 | 日々のあれこれ
 昨夜の報道ステーションで、ベトナムに新幹線を売りに行っている前原大臣を見て、連休中なのにしっかり働いてて偉いなあと思った。
 鳩山首相は、今日沖縄入りされるという。
 普天間基地の問題を現場で直接話されるそうだが、自分が同じ立場だったらと思うと、頭が下がる思いだ。
 連休はしっかり休んで、好き勝手な論評を加えているだけのマスコミの人とは志がちがう。
 基地は必要かもしれないけど、自分の家の近くにくるのはヤだ、という感覚の人が大勢を占める国になってしまった。
 基地に限らないか。
 補助だ、援助だ、福祉だと国に何かをしてもらおう、国が何かをするべきだ、この俺様のために、という感性の人が増える一方のなか、よく行政にたずさわろうなどと考えられるものだ。
 こっちなんか、自分のやりたいことが最優先されるべきだと考える数名の生徒さんを見かけただけで、気力はなえてしまうのに。
 ほんと首相には、お身体に気をつけてといいたい。
 先日、「世界で影響力のある100人」に首相が選ばれていた。
 一党独裁を終わらせた指導者という点が評価されたのだという。
 つい先日まで日本は、諸外国からは、どこぞの隣国と同じように民主主義とはほど遠い国だと見られていたことがわかる。
 欧米の価値観が常に正しい、民主主義という思想が絶対的に正しいのではない、という話を現代文の時間に繰り返ししてはいるが、よそさまから自分がどう見られているかという視点は、何事にも必要だろうと思う。

 
コメント
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