今日から部活はオフ。
新年度になって、ここまであっという間だった。
何を、どうやればいいのか模索しているうちにここまできてしまった感がある。
案の定、コンクールの曲は進んでいない。
試験後は集中して中身を濃くしていかねば。
放課後は極力4Fに行き、個人練の時間であってもどんどん介入していくことに、昨日の合奏をみてて心に決めた。
一年生の面倒を見る前に、やることたまってるよね、という先輩たちも多い。
自分でそれをどれくらいわかっているか。
そこをわかってもらうために何をするのかが仕事なのかな。
教師の仕事は技能や知識を与えてあげることではない。
だって、もってないもの。
自分に何がないのか、求めているものは何か、どうしたいのかを見つけてもらいさえすれば、そのあとは各自が勝手にやれるのだ。
引退していく他の部の3年生を見てると、勉強の方は正直不安になると部長が話してた。
そうだろうなあと思う。
自分はそんな不安は抱かないだろうと、1年や2年のときには思っていても、いざ当事者になるとちがうから。
きっと3年達は、3年になってみて、勉強も部活も、自分が望んでいる結果を出そうと考えたとき、残された時間がおどろくほど少ないことに愕然としているのではないか。
正直焦りはあるだろう。
だから、いったん練習が試験前でお休みになり、少し安堵の表情がうかがえる子もいた。
3年になる時に部を去っていく子もときどきいる。
そこで去れる子は、ある意味幸せなのかもしれない。
部というものが、その程度のものだったのだから。
できることなら早く引退して勉強もしたい、でももっと練習したい、いい演奏がしたい、コンクールだって結果を出したい、でも大変だ、でもやりたい、やらないのは自分でない。
~ 作の巧拙は知らず、とにかく、産を破り心を狂わせてまで自分が生涯それに執着したところのものを、一部なりとも後代に伝えないでは、死んでも死にきれないのだ。(山月記)~
それにしても人間とは業の深い生き物である。
自分のやりたいことをやれるだけでも幸せであるのに、なぜそこでとどまっておられないのか。
好きなことをやったうえに、それを他人に認められたいと思ってしまうのだから。
新年度になって、ここまであっという間だった。
何を、どうやればいいのか模索しているうちにここまできてしまった感がある。
案の定、コンクールの曲は進んでいない。
試験後は集中して中身を濃くしていかねば。
放課後は極力4Fに行き、個人練の時間であってもどんどん介入していくことに、昨日の合奏をみてて心に決めた。
一年生の面倒を見る前に、やることたまってるよね、という先輩たちも多い。
自分でそれをどれくらいわかっているか。
そこをわかってもらうために何をするのかが仕事なのかな。
教師の仕事は技能や知識を与えてあげることではない。
だって、もってないもの。
自分に何がないのか、求めているものは何か、どうしたいのかを見つけてもらいさえすれば、そのあとは各自が勝手にやれるのだ。
引退していく他の部の3年生を見てると、勉強の方は正直不安になると部長が話してた。
そうだろうなあと思う。
自分はそんな不安は抱かないだろうと、1年や2年のときには思っていても、いざ当事者になるとちがうから。
きっと3年達は、3年になってみて、勉強も部活も、自分が望んでいる結果を出そうと考えたとき、残された時間がおどろくほど少ないことに愕然としているのではないか。
正直焦りはあるだろう。
だから、いったん練習が試験前でお休みになり、少し安堵の表情がうかがえる子もいた。
3年になる時に部を去っていく子もときどきいる。
そこで去れる子は、ある意味幸せなのかもしれない。
部というものが、その程度のものだったのだから。
できることなら早く引退して勉強もしたい、でももっと練習したい、いい演奏がしたい、コンクールだって結果を出したい、でも大変だ、でもやりたい、やらないのは自分でない。
~ 作の巧拙は知らず、とにかく、産を破り心を狂わせてまで自分が生涯それに執着したところのものを、一部なりとも後代に伝えないでは、死んでも死にきれないのだ。(山月記)~
それにしても人間とは業の深い生き物である。
自分のやりたいことをやれるだけでも幸せであるのに、なぜそこでとどまっておられないのか。
好きなことをやったうえに、それを他人に認められたいと思ってしまうのだから。