水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

無駄な抵抗

2010年05月12日 | 日々のあれこれ
 トイレが貴重な読書タイムだと話す方は多い。
 師匠宇佐美寛先生も、個室にトイレ用の本がおいてあるとおっしゃっていた。
 学校のその空間では、メルマガを読むか、現代文の演習問題の本文を読むようにしてるのだが、今日なぜか活字がぼやけるのに気がついた。
 ためしに少し距離を離してみると、すうっとはっきりしてくるではないか。
 きてしまったな。
 これのことか。
 いままでメガネをかけてなかった同僚が、どんどんメガネをかけるようになっているのはこれだったのか。
 しかし、事態を甘んじて受け入れ漫然と過ごすことは、おれには許されない。
 極力かわらないままでいることを決心した自分が、かんたんに老眼鏡に手を出してなるものか。
 そこで、日垣隆『「無駄な抵抗はよせ」はよせ』を繙く。
 還暦をこえて現役パイロットとして機上し続ける小林宏之機長のインタビューを読む。
 パイロットは当然のごとく健康管理が大事で、毎年の厳しい健康診断に通らなければライセンスがおりない。
 小林さんは、40代なかばで老眼の気配を感じると、毎日の訓練でそれを直すコトに決めた。
 その方法は、近くの文字を見た後に、遠くの山を見る、目をぐるぐる動かすという練習を、毎日しただけだという。
 一日に5分。でも毎日つづけることで、50歳でまったくメガネを必要としなくなったそうだ。
 よおし、やろ。

 放課後、定演のDVDがとどいたので部員に配布。
 郵送希望の卒業生たちにも送付してきた。
 FMで聞いた「Close to you」という歌が気に入って、アマゾンに注文したらすぐきたので、繰り返し聴いている。
  
コメント (1)
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