水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

火曜日

2010年06月01日 | 日々のあれこれ
 漢文二つ、古文一つ。
「喪に服す」という話がでてきたので、昭和天皇が崩御されたときの様子を話してたら、けっこうみんな「へえ」という顔できいてくれた。
 そっか、みんな知らないよね。
 つい先日のことのような気がするけど、もう20年以上も前の話だ。
 いま思えば、いろいろ不思議なこともあった。
 ラグビーの高校選手権の決勝戦中止なんてのもあったが、けっきょく高体連の役員さんがそうした方が無難だという感覚で決めただけのことだ。
 喪に服すということがどういうことなのか、とうてい自分の頭で考えて出した処置ではなかった。
 いろんなことがそうだった。
 なんとなく空気を読んで、こういう行事は中止にしておいた方が無難だよね、という感覚ですべてが決まっていた。
 何事も空気で動くのがわれわれ日本人の性なのだ。
 今だって、鳩山首相が辞任した方がいいという人がたくさんいるらしいけど、とても脳みそを働かせた結果の意見とは思えない。
 放課後、1年生の合奏につづいて、全員の合奏。
 音楽以前の問題がいろいろクリアされなければならないことを改めて認識する。
 一昨日「自分でうまくなろうとしなさい。待ってれば誰かが教えてくれるだろうという感覚ではだめだ」と話したが、それはそのまま自分にもあてはまる。
 レッスンの先生になんとかしてもらおうではなく、やるだけやって、自分にはできないことをちゃんと習える状態にもっていかねば。
 
 
コメント
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