水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

合奏

2010年06月12日 | 日々のあれこれ
 授業2、レッスンの先生の送迎3、ホール練習のだんどり1、合奏1。
 3学年全員でハンティンドンの合奏をした。
 23年生はだいたい曲はわかっているし、先日やるべきことをおそわったはずだが、わかるとできるはちがう。
 上級生でも、よほど集中し続けないと、小さくするところなのに、そのまま大きく吹き続ける。やるべき箇所になってから気づき、一拍遅れて小さくしてもしょうがないのだ。
 臨時記号も見遁す。
 完全に体で覚えてしまうのが一番だが、そこまではさらいきっていない。
 なので、1年生をひっぱってごんごん進んでいく状態にはなれてない。
 1年生にひっぱられてしまう部分が相当あった。
 練習時間、吹いている時間、合奏する時間を多くとるのが、一番の解決法だ。
 しかし、時間はかぎられている。
 できるだけ、共通項に気づいてもらえるように話をする。
 たとえば、あるパートのある箇所をとりあげて、ここはこんなリズムでできている、このつながりは、タタンとタタタンとの二つのかたまりでできているんだよ、その間に線をひいておこう、と話し、次の部分のこっちのパートは同じ形だね、というように。
 次の部分も同じだね、と言われる前に、先回りして気づいている子もいれば、言われてもわからない子がいる。
 合奏という形体で何を学ぶか、何を練習するのか、そのこと自体の指導をしていかなと行けないのだと感じる。
 
コメント
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