お弁当にバリエーションがほしいと考え、いなり寿司を作りたいなあといったん思ったら、どうしても食べたいという「恋愛症候群」(さだまさし)の一症例的感情になり、その気分でスーパーを歩いてたら、いなり寿司用の味のついたお揚げさんが売っているのを、先日見つけた。
すし飯はちらし寿司の素でつくればいいから、じゅうぶん朝の時間で作れる。
昔は、ちらし寿司って、手間のかかるハレの日のごはんだった。
便利な世の中になったものだ。
それがいいか悪いかを言えば、いい方にふれるのは間違いなく、いったん手に入れた便利さを手放すのはなかなか難しい。
原発を廃止して電力が不足するなら、30年前の日本にもどればいいだけだ、と言ってた評論家先生がいたけど、無理でしょ。
いなり寿司を最初から作るとすれば、寿司めしに入れるためにかんぴょうを煮たり、ほし椎茸をもどしたり、にんじんを刻んだり、揚げを甘く煮たり、トータルで相当の電気やガスをつかうことになる。
できあいの製品は、製造元で電気を使ってはいるが、大量生産だから一個あたりにかかるエネルギーは効率がいいし、何よりそこに仕事がうまれているのがいい。
手作りではなくできあいのものを使うのは、今の日本のためにもなるのだ。
いなり寿司用の揚げは10枚入り。
子どもたち用につめると自分の分が微妙なので、今日の自分の弁当はすし飯プラスおかずになった。
おいしく食べていると、具合が悪くなった生徒がいて、早退用の車も出てしまったあとなので駅まで送る。
せっかくなので、ウニクスでお金をおろして、ついでにTSUTAYAでJUJUの新しいCDを買おうとしたら売り切れだった。
残念。少女時代「Mr.TAXI」をリピートしてたら元気がわいてきたので、気合いの入った6時間目の授業をして、部活。
追試や補習の関係で練習場所が限られてたので、大講堂ステージでの合奏。
まったく響かない場所なので、吹けてないのがもろにわかるいい練習場所だ。
歌って練習しないといけない箇所、リズムを確認しないといけない箇所など見えてきたのでよかった。