今練習している「虹」という曲は、冒頭がハ長調(Cdur)でスタートし、主題が繰りかえされるところで変ホ長調(E♭dur)に転調する。
基本的な転調のしかたではないので、はじめのころみんな歌ってみると、少し音がとりづらそうだった。
それでナック5から流れてくる「エブリデイカチューシャ」の、サビに入る時にカツンと転調する彼女たちの歌を聴きながら、よく練習しているなあと思っていたのだが、もしやと思い久しぶりに『ゲッカヨ』を買ってみたら、案の定CdurスタートでE♭durに転調しているではないか。
絶対音感があればゲッカヨ買わなくてもわかるのだが。
こういう3度の転調は、ポップスではよく使われると読んだ記憶がある。
田中久美子さんの「虹」は、吹奏楽の基本的な作り方に従ってできている曲だが、昔ながらの吹奏楽曲と比べてちょっとおしゃれに感じるのは、こんなところにもあるのだろう。
うれしくなってCDも買ったから、総選挙にも投票してみようと思う。
やっぱ、こじはるさんかなぁ。