授業にいったクラスで「先生、弟が川東の一年にいるんですけど、誕生日に何か本をあげたいんですが、何かいいのありますか」と問われた。
なんて、尋ねる相手が正しいのだろう。
「そっか、高1か。文庫とかじゃなくていいのな。」
「はい。まあまあ本を読みます」
「じゃ『フリーター家を買う』なんて、どうだ」
とその場で思いついたのを言って、あとから数冊紙に書いて渡した。
有川浩『フリーター、家を買う。』幻冬舎
ハインライン『(新訳)夏への扉』早川書房
中谷彰宏『高校時代にしておく50にこと』PHP研究所
誉田哲也『武士道シックスティーン』文春文庫
百田尚樹『影法師』講談社
奥田英朗『純平、考え直せ』光文社
本多孝好『at HOME』角川書店
窪美澄『ふがいない僕は空を見た』新潮社
高1で、これから初めて『夏への扉』を読めるなんて、なんてうらやましいのだろう。
これって若いうちに読んだ方が絶対いいから。
弟さんの誕生日に本を贈りたいというこころがけに感動したので、長友選手の『日本男児』を進呈した。
『日本男児』もよかったけど、『憂鬱でなければ、仕事じゃない』もすごかった。
ここをごらんの大人のかたは、ぜひ読んでみてください。
ビジネス書もけっこう読んできたと思うけど、最高峰です。