西部地区発表会。
大会最終日のトリで演奏。
一年生の初ステージだった。
毎年のことだが、楽器をもって2ヶ月での発表は無理矢理ではある。
もっとがっちり基礎をやってから曲をやった方がいいのではないかとの考え方もあるかもしれないが、上手くなるのを待っていたらすぐ3年生になってしまう。
それに、みんなおっとりしてるから、こちらがせっせとペースを作ってあげないと。
おっとり度合いが年々高くなっているのは、きっと本校だけではないはずだ。
まあでも、しかたないかな。
生まれて十数年、何不自由なくというか、すべてを与えられて育ってきて、すべてを与えられているから、それが恵まれているということすら意識しなくてすむ世代なのだ。
ちがうな。
すべてを手に入れることが可能になった我々世代(ぎりぎり仲間いれてください)が育てた子ども達だからだと言えるかもしれない。
何か足りなさそうなものがあれば、子どもたちが気づく前に、先回りしてそっと置いておいてあげるような、そんな子育てをしてきた面もあると思う。
いい悪いではなくて、それができたということなのだ。
先回りして与えてあげようにも与えられなかった時代を乗り越えたすえに手に入れたものだ。
もうこうなったら、これでもかと与えられるだけ与えて、もう先生お願いですから自分たちでやらせてくださいって言ってくるまで、やってしまおうかという気分だ。
あさってから試験休み。
試験後は、コンクールに向けて、努力ってここまでするのを言うんですかって泣きが入るまでやってみたい、と自分に言い聞かせてます。
今日、会館にお越し頂いた保護者のみなさま、ありがとうございました。
いつも支えてくれる保護者にみなさま、ありがとうございます。
暑い夏になりそうですが、どうぞおからだお気をつけ下さい。
いろいろご無理なさらないように。
来週はもう少し書きます。