川越市合同演奏会、無事終わりました!
ご来場、ご声援、ありがとうございました!!
会館前の駐車場に駐められないとその後の展開が面倒なので、早めに学校を出、会場に着くと、すでに星野高校の生徒さんが打楽器の搬入などのため待機している。
打楽器はじめ、当日役員のすべてを担当し、全員合唱の伴奏もしてもらえるので、星野さんがいないと成り立たない演奏会だった。ありがたいことである。
また東邦音大で開催される機会には、本校ががっつり働かせてもらおうと思う。
このごろ川越市内の吹奏楽は元気がないねという声もあってはじまった合同演奏会も九回目となり、時期や会場も含めて定着してきた感がある。
こういう行事では定着感が大事で、形が決まってくると自然に参加団体も増えるものだ。
今年の18団体参加は、初期のころの倍になった。
問題点といえば季節がらインフルエンザの生徒さんが何人かでてしまうことだろう。本校も2人出られない子がいた。残念だが、こればっかりはいかんともしがたい。
いろんな学校が集まってきて、順番の演奏し、お互いを聞き会いましょうという演奏会は、年に数回ある。
川越市合同ならではの企画が何か見つかれば、より盛り上がるような気もする。
小学校から大学、一般バンドまでいろいろなバンドを聞くことができたが、しっかり楽器が鳴らせている学校さんが多くて、ちょっとうちやばいと思った。
どうすればいいんだろ。弱奏のとき、音がうすくなるときにピッチが気になるというコメントを何人かの先生からいただいた。その状態なので、みんな大きな音を出しても全体として大きくなっていかないというのが一点。
そして個人の基本的な奏法の問題。定期演奏会までの期間で、これは相当意図的に練習しないといけないと思う。
でも、どうしたらいいのだろう。
どんな曲を選んでも、どんな風に曲作りをしても、まず根本のサウンドができてないことには、コンクールではまったく評価されないことは、重々承知している。してはいるのだが … 。
学校にもどり、仕事が残っているので、おやつに牛丼を食べにいく。
車の中では届いたばかりの課題曲を聴きながら。
どれも大変そうだなあ。今日の本番で「レミゼラブル」という、あまりにもわかりやすく、あまりにも名曲を演奏したせいか、どの課題曲も曲としては心躍らない … とまで言っては申し訳ないが、これを半年とかやっていくんだなあとしみじみした。
いやなんじゃないですよ。むしろ、自分たちの問題点をこれでもかと教え示してくれる有り難い楽曲だ。
楽しもうなんて最初におもってはいけない。まずちゃんと吹かなきゃ。文句言うなら吹けるようになってからだ。
演奏できるだけでもありがたいではないか。
さしあたり、なんでもないときに市民会館借りて、会場を響かせる練習をしてみようかしら。