保護者の方、そのお知り合いの方、部員のお友達、OBたち、中学生たち、ふらっと入ってくださった方、クシナダ姫がよかったからと来てくださったJKの方など、今年も多くの方の温かい拍手・手拍子に支えられて、ライブ喫茶一日目を終了できた。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
体育館に全校生徒が集まっての開会式、HRを経て、小講堂で少しだけ基礎合奏をし、三年生のアルバム用写真撮影をする10時前には、すでに何組かのお客様におこしいただいていた。
合奏、アンサンブルと続き、午前の部終了後の休憩時間にミニライブを行わせてもらう。
今年の出し物は、auのCMで流れる桐谷健太「海の声」。途中に「乙ちゃん!」という叫びをいれようかと思ったが、歌い始めるとすぐ皆様が陶酔されていたので、真面目に歌いきった。アンコールで「白い雲のように」。
午後の部は、三年生のソロもかなり入り、色をそえてくれる。下級生達の演奏にはまだまだ残念な部分があったので、ありがたい。
体育館で今年初めて実施されたカラオケ大会の審査員を頼まれ、8組の歌を聞く。こういう場で歌おうと出てくる子たちだけあって、みな音程がちゃんととれているし、きれいにハモリをつくっているグループもあった。達者なものだ。
その昔、高校一年のときに文化祭ののど自慢に出て、竹下景子「結婚してもいいですか」を歌ったときはカネ一つだった。もっと地声の良さを全面的に押し出す選曲にすればよかったぜ。
「今年のはじめのお守りを 今でも大事にもってます … 」
という一番好きな歌詞の部分までは歌えなかった。
あの時は、カラオケを使ったのだっけ? さすがにアカペラではなかったと思うのだが、エイトトラックの機械を借りたのかな。客席から盛り上げてもらえず、またそんな曲でもなく、なんのインパクトも残せなかった高一の自分が思い浮かぶ。
当時の自分の孤独感にくらべると、今日の出場者たちは、実にあたたかい環境で歌えていると思う。
盛況のなか閉店し、そうじをして、少しだけ合奏し、買い忘れていたマドラーや、足りなくなることが予測される飲み物を買い出しにいって、一日目は終了した。