期末試験が終わり、朝から練習できる日が数日あるのだが、どうもぴりっとしないなあ。
この時期にがっつり練習するのは、目先の本番のためだけではなく、先々のことを想定しているからで、そのためにもと本番を増やしているつもりだが、あまり伝わってないのか、自分だけがあせっているのか。
と、思いつつも、いろいろやることをこなしていかないといけない。
明日の合同練習に向けて、学年別の曲の練習。
1年合奏は、「くるみ割り人形」から「マーチ」「トレパック」、「愁陽の路」、「君の瞳に恋してる」。
2年合奏は、「グランドマーチ」「M.ルグランメドレー」。
全員で「クリスマスソングメドレー」の合奏と合唱。
他に自分達の演奏曲があるのだから、たしかに盛りだくさんだ。
新人戦で演奏する曲をやらせてもらうのだが、せっかくの演奏会なので、もう一曲「365日の紙飛行機」を演奏することにした。
初見合奏してみて、この曲知らない人? と尋ねるとほとんどが手をあげる。
もうAKBさんの歌は、高校生は聴かなくなったのか。
先日保護者会の宴会で歌わせてもらったときは、皆さんご存じだったのに。朝ドラのテーマじゃなかったら、やはり知らない方の方が多いのかもしれない。ていうか、自分も朝ドラだから知ったのだった。
AKBさんの楽曲でこの状態ということは、もう若者たちが「みんな」知っている歌謡曲というものは、ほとんど存在しなくなったのだろうか。うちだけかな。
ボカロばかり聴いている子もいれば、すごいマイナーなバンドをチェックしている子はいる。
あと「クリスマスメドレー」中の「きよしこの夜」を知らない子が多いのにも驚いた。
M.ルグランなど言うまでもない。合奏してると楽しそうに見えてはくるのだから、積極的に昔のいい曲を無理矢理体験させるのも、いいのかもしれない。