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水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

穴埋めプリント

2021年04月21日 | 国語のお勉強
授業で話す中身を確認するために、穴埋め方式のプリントをつくってみた。
国語(現代文)の教科書には、他の教科書とちがって、こういう「メタ」レベルの話が書いてない。



現代文を読むための知識・考え方①

1 大学入試の「現代文」は、( 近代 )以降に日本語で書かれた文章を指す。

   評論、小説、随筆、エッセイ、説明文、雑誌や新聞の記事、手紙など。
   詩・短歌・俳句といった( 韻文 )や、歌詞・広告コピーも含む。
   メール・ブログ・Twitterなどネット上の電子データも日本語であれば含まれる。

2 「近代」とは、日本史においては、( 明治維新 )から太平洋戦争終結まで。
  西洋史では( 市民 )革命・( 産業 )革命からロシア革命までの時代。
  芸術分野では、( ルネサンス )以降の作品を近代芸術と扱ったり、19世紀以降の作品をさしたり、いろいろ。

3 「近代」の次の時代は「( 現代 )」。現代は近代とつながっている。

4 「評論」とは、何らかの( テーマ )について( 筆者 )の見解を述べる文章。

5 論ずるとは( 批判 )すること。「評」の訓読みは「( あげつら )う」。「論」の訓読みは「( あげつら )う」。

6 評論文は、近代から現代にいたる( 日本 )の問題点を( 批判 )的に述べる文章。

7 ( 近代化 )した結果としての現在の日本の問題点を指摘する。

8 近代化の原動力である( 近代的価値観 )自体を見直そうとする。

9 すべての文章は、( 筆者 )が( 読者 )に自分の( 言いたいこと )を伝えようとして書かれている。

10 筆者は、言いたいことを伝えるための工夫を凝らす。自分の主張と対照的な内容を示す「( 対比 )」、具体例をあげてわかりやすくするための「( 例示 )」はその典型的なもの。
コメント
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