午前二時 フミキリに 望遠鏡を担いでった
ベルトに結んだラジオ 雨は降らないらしい
二分後に君が来た 大袈裟な荷物しょって来た
始めようか天体観測 ほうき星を探して
深い闇に飲まれないように 精一杯だった
君の震える手を 握ろうとした あの日は
文化祭で演奏する「天体観測」のスコアには、「少年のころの淡い夢と想い出」を歌った曲と説明されている。中学生くらいかな。夜中抜け出して星を見に行く。でも二人は手もにぎれない関係。言い出しっぺは「君」だ。「星、見に行かない」「えっ星?」「うん、ほうき星が見たいんだ」「ほうき星って流れ星?」「似たようなものだけど、ちょっとちがうみたい」「フーン」「行こうよ」「いいけど」「じゃ今夜」「えっ」なんて会話があって、「いつものフミキリのとこね」というような流れかな。「僕」はどきどきしながら小5に時に買ったもらった望遠鏡を抱えてこっそり家を抜け出していく。
見えないモノを見ようとして 望遠鏡を覗き込んだ
静寂を切り裂いて いくつも声が生まれたよ
明日が僕らを呼んだって 返事もろくにしなかった
「イマ」というほうき星 君と二人追いかけていた
中学生の「僕」と「君」が見ようとした「見えないモノ」ってなんだろう。
望遠鏡をのぞくのを交代するときに、「君」の髪がふっと「僕」の鼻先をかすめる。パンテーンかな。「君」のイメージは夏帆ちゃんだな。いいなあ、この「僕」。
ベルトに結んだラジオ 雨は降らないらしい
二分後に君が来た 大袈裟な荷物しょって来た
始めようか天体観測 ほうき星を探して
深い闇に飲まれないように 精一杯だった
君の震える手を 握ろうとした あの日は
文化祭で演奏する「天体観測」のスコアには、「少年のころの淡い夢と想い出」を歌った曲と説明されている。中学生くらいかな。夜中抜け出して星を見に行く。でも二人は手もにぎれない関係。言い出しっぺは「君」だ。「星、見に行かない」「えっ星?」「うん、ほうき星が見たいんだ」「ほうき星って流れ星?」「似たようなものだけど、ちょっとちがうみたい」「フーン」「行こうよ」「いいけど」「じゃ今夜」「えっ」なんて会話があって、「いつものフミキリのとこね」というような流れかな。「僕」はどきどきしながら小5に時に買ったもらった望遠鏡を抱えてこっそり家を抜け出していく。
見えないモノを見ようとして 望遠鏡を覗き込んだ
静寂を切り裂いて いくつも声が生まれたよ
明日が僕らを呼んだって 返事もろくにしなかった
「イマ」というほうき星 君と二人追いかけていた
中学生の「僕」と「君」が見ようとした「見えないモノ」ってなんだろう。
望遠鏡をのぞくのを交代するときに、「君」の髪がふっと「僕」の鼻先をかすめる。パンテーンかな。「君」のイメージは夏帆ちゃんだな。いいなあ、この「僕」。