水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

天体観測

2007年09月04日 | 日々のあれこれ
 午前二時 フミキリに 望遠鏡を担いでった
 ベルトに結んだラジオ 雨は降らないらしい

 二分後に君が来た 大袈裟な荷物しょって来た
 始めようか天体観測 ほうき星を探して
 深い闇に飲まれないように 精一杯だった
 君の震える手を 握ろうとした あの日は

文化祭で演奏する「天体観測」のスコアには、「少年のころの淡い夢と想い出」を歌った曲と説明されている。中学生くらいかな。夜中抜け出して星を見に行く。でも二人は手もにぎれない関係。言い出しっぺは「君」だ。「星、見に行かない」「えっ星?」「うん、ほうき星が見たいんだ」「ほうき星って流れ星?」「似たようなものだけど、ちょっとちがうみたい」「フーン」「行こうよ」「いいけど」「じゃ今夜」「えっ」なんて会話があって、「いつものフミキリのとこね」というような流れかな。「僕」はどきどきしながら小5に時に買ったもらった望遠鏡を抱えてこっそり家を抜け出していく。

 見えないモノを見ようとして 望遠鏡を覗き込んだ
 静寂を切り裂いて いくつも声が生まれたよ
 明日が僕らを呼んだって 返事もろくにしなかった
 「イマ」というほうき星 君と二人追いかけていた

中学生の「僕」と「君」が見ようとした「見えないモノ」ってなんだろう。
望遠鏡をのぞくのを交代するときに、「君」の髪がふっと「僕」の鼻先をかすめる。パンテーンかな。「君」のイメージは夏帆ちゃんだな。いいなあ、この「僕」。



 








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9月3日

2007年09月03日 | 日々のあれこれ
全学年模擬試験の日。1・2年が終わったあとも、3年生は延々と試験が続くので合奏はできない。合奏曲以外にもやることがたくさんあるから、これはこれでよかったはずだ。明日からは通常授業で、考えてみるととあんまり予習がすすんでいない。予習しながら学年だよりを書いたりお金の整理をしたりし、星野高校さんの文化祭では何を演奏させていただこうか、バッハザールでは何を演奏しようかなどと考えていると、ふと足がけっこうむくんでいることに気づき、そろそろ帰宅しようかなどと考えている21時の職員室である。
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身近

2007年09月02日 | 日々のあれこれ
昨夜は泊まりで文化祭の曲や製作を行う。製作チームはいい仕事をしているように思える。かんじんの曲はなかなか形にならない。さて、昨日は高校A部門の西関東大会。さすがうちを破って西関東に進んだだけのことはある。埼玉勢は今年も圧倒的な力を見せつけてくれたようだ。まてよ、西関東に行ったのはシード校ばかりだから、今年は勝負もしてないのか。やはりせめて勝負できるところまではいかないとな。ともあれ、こんなにハイレベルな団体が身近にあるというのは幸せだ。ていうか距離は近いけど演奏は身近感がわいてこない。まずここからだな。
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