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ハンチバック 市川沙央

最新の芥川賞受賞作。純文学には馴染みがなく、芥川賞の発表直後にその作品を読んでみるということは滅多にないが、今回は受賞発表のニュースを見て読んでみたくなった。難病の著者が書いた難病の主人公の日常を描いた小説で、どこまでが実体験や著者自身の心情吐露でどこからがフィクションなのか、虚実皮膜とはこういうことなんだろうなぁと思いながら読み終えた。(「ハンチバック」 市川沙央、文藝春秋)
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