玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

たった七〇年

2018-02-09 12:00:59 | 近現代史

明治維新後七〇年で日本はいっぱしの軍事帝国になった。その結果、軍事が行き過ぎて戦争事業に首まで浸かって、15年間もがき苦しみ、やっと原爆によって覚醒され、極東の小さな民主国家となった。

軍備を捨て、経済優先で、やっと敗戦後七〇年たったら、山口県 (長州藩)の高級官僚の末裔が国会に現れ、またぞろ爺様の国家観を持ち出して、アメリカから押し付けられた憲法だから、変えたいという。

彼は憲法前文を「みっともない、いじましい」と評価している。そう判断する彼の歴史観、知的教養を信頼できない。彼の尊敬する吉田松陰は”草莽崛起”を唱えた。だから現憲法の前文を必ず理解するはずだ。

松陰神社と松下村塾


 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする