玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

東大受験本

2018-02-15 15:19:39 | 雑感

今さら受験でもないが、何となく気になって、『東大のディープな世界史』(祝田秀全、中経出版)という本を買ったら、次の一文に出遭った。

日本の行政においては、日本国憲法と日米安保条約という二つの政治体系が出来上がりました

つまりは、日本国憲法9条は日米安保条約を前提として成立している。いや、憲法が表なら、裏に安保条約が張り付いていると言った方が良いかも。

近頃、米国は一定程度しか日本を守りませんと言っている。また、その不足する分を自力で埋めろと命令している。それを忠実に実現させたのが、安倍政権の変てこな憲法解釈による安保法制ということになる。

そもそも日本人の存在と安全は二つの法体系によって支えられていた。一つは憲法によって、もう一つは安保条約によって。受験本から明解に気づかされました。恥ずかしいです。

 

コメント
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