新聞をとるのを止めてほぼ2ヶ月が経った。ほぼ同じに、地デジのテレビ、とくに朝・昼のワイド・ショーを見なくなった。何の不都合も、不自由もない。ただ“専門家”と名が付いた人たちのくだらん解説や、制作側の一定方向への誘導を感じないで済むだけ、精神衛生上、むしろ良好であった。
最近メディアがめっきり使わなくなったが、あえて使わしてもらうと、「大衆」という大多数の庶民は、そもそも低俗であり、卑近なニュースを好むものだと、メディアは鼻から決め込んでいるような気がしている。
その鼻持ちならないうぬぼれ野郎の集まりという制作スタッフの訳知り顔を見たいと思っていない。なぜなら、見るに値しない顔をしていると思っている。大衆は、君らが想定するように、「相撲協会」や一連の「不倫事件」には興味がない、と繰り返し言いたい。
或る種の歪曲した制作意図をもって、真綿を押し付けるように、暑苦しい臭い息を吹きかけられるのが、たまらなく嫌なのです。こういう時代ですから、すがすがしい空気と景色が欲しいです。
ちなみに、新聞の代わりに、ネットで地方新聞の全国版を見ています。秋田魁新聞と信濃毎日新聞をよく見ています。
湘南からの富士