玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

アメとムチ

2020-10-24 19:31:37 | みみっちい話

アメとムチという言葉がある。時に飴をやって、甘い言葉をかけて、時には叱咤して、厳しく働かせる。

そんな感じで、田中角栄は官僚を使って、無学であったが、多くの議員立法を成し遂げた。そして、そこには官僚への人格の尊重があった。

バツとムチというのは、奴隷制だろう。

今のスガは選別と罰で官僚を動かしている

自らの腹を痛めることもなく、官僚の誰かが当然に昇格する地位に、自分にゴマする者だけを任用し、選別されなかった者を焦らせて仕事をさせ、自分に逆らった者に罰を与える。

簡単に言えば、官僚制の人事システムという他人の土俵を利用した、安上がりでみみっちい官僚操縦術である

それで、アベ政権はどんな成果があったのか。

安保関連法、特定秘密保護法、共謀罪法、みんな為政者の思いのままに運用できる、いわば、独裁法である。

これらがアベ政権のレガシーであった。みみっちい人たちのつくった法だから、いずれボロが出るだろう。

風は何処から来るのかな。

コメント
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