世論調査では、学術会議の任命問題を一般の人はさほど問題視していない。
私もそう思う。理由は学術会議が何たるか知らないからだ。
しかし野党の批判は学術会議でなぜ6名が任命されなかった理由を問題視している。
学問を知らない無知な首相の選択の矛盾を追及しているが、我々庶民は首相程度の能力しかないのだから、寧ろ親近感がある人も多い。
雲の上の学術の世界は一般人にはどうでもいいことだ。
政府を批判したので任命拒否されたと断言する荒っぽい論理を展開しないと国民には分からないのだ。
そして、一般人も政府を批判したら、同じような目に遭うことを訴えて、国民の思想・信条の自由も侵す恐ろしい政権だと論理構成しないと何の説得力も無いだろう。
批判するには、野党もマスコミも自らが傷つく勇気を持たないと庶民の理解は得られない。
セイタカアワダチソウの秋