近頃、河野デジタル相の世襲政治家の臭いが鼻に付く。彼は自民党的ではない原発反対の自論を封印して前回の総裁選に立候補したが、本来のあるべき政治家としての背骨を失ってしまったような気がする。
もう原発反対を言わない彼は、自民党本部の廊下鳶の二代目、三代目の世襲政治家と何も変わらなくなってしまった。持ち前の突破力は単なる坊ちゃんの我儘仕事にしか見えない。
アベ・スガに引き立てられて外務大臣になり、外相専用機が欲しいと言った頃から、彼は一皮剝けて世襲の小狡い肌を国民に見せてしまった。
彼は総理になれないかもしれない。あるいは自民党の最後の総理かも知れない。