玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

枕の小話

2022-04-19 13:55:49 | 或る話

もう先月の事であるが、年に二回、検診に通っている病院がある。その通り道にふとん屋があった。

そこで2年おきぐらい小枕を買うのが、かれこれ10数年来の癖になっていた。

先月も前の小枕が汚れたので買うために店に寄ったら、いつもの爺さんは出てこず、婆さんが出て来て、もう年だから店をたたむと言われた。

確かに店内を見回せば、布団も座布団も枕もあまり置いていない。

「あ、そうですか。で、いつもの小枕は?」

「もう枕はこれだけ」と奥から出してきた。

 

婆さんは「買え!」と言わんばかりに差し出した。税込み、袋付きで1500円にすると言う。これから病院で検査だけど、まあしょうがないかとそれを買って病院に行くことにした。

持ち帰ったが、どう見ても枕が高過ぎるのだ。

やっと先日に、中の蕎麦殻を抜いて枕を低くした。

ロシアのウクライナ侵略の経済制裁で蕎麦殻も入ってこないだろう。偶然にも、貴重なものを買えた。しかし、アベの時は親切だったのに、ウクライナに支援したと怒ってロシアが北方四島から攻めてくるかもしれない。

当分、枕を高くして寝られない日々が続く。(お後がよろしいようで、…。)


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