また、ケイト・ブランシェットの映画を見ました。『ブルー・ジャスミン』題名が良くて観たのですが、内容は案外に深刻で、夫が詐欺師で、刑務所で自殺して、息子も居なくなって、一人精神を患いながら、貧乏な妹の家に身を寄せる物語なのです。
かつてのセレブで幸福な時のシーンは飛ばしました。まあ、さほどの感動はなかったのですが、後からネットで調べたら2013年の「アカデミー主演女優賞」貰っているんですねえ。まあ、こういうシリアスなのがまだ受賞するのだと感心しました。
『ベンジャミン・バトンの数奇な運命』以来、ケイト・ブランシェットは好きな女優です。演技は当然に上手いですが、まず存在感があって、実際の姿も骨太の女性で、私生活もきっと抜け目なくキッチリ生きている。こういう人は、いずれ迎える晩年はどうなるのだろう、と軽い嫉妬をもって追ってしまいます。
そういえば、先日鵠沼海岸に行ったときに、変な店を見つけました。
『シネコヤ』~映画と本とパンの店~
この頃、鵠沼あたりは爺さん婆さんの街になってしまいました。定員10人ほどの小さな映画館で街の雰囲気がちょっと変わるといいなあ。
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