子供の頃から植物の名前を覚えるのが苦手だった。小さい頃は木、草、葉としか云ってなかった。ただ調べるのが面倒だったからだが。
だからか、桜や梅や秋桜などの季節を代表する花以外は、殆ど花の名前を知らない。
昨年携帯に花の名前を調べるアプリを入れた。
そこで葬儀場の入り口の花壇にある花を携帯で調べたら、「ひなげし」だと知った。しかも別名虞美人草と。
これがアグネスチャンの「ひなげし」か!なんか呑み込めないモノを感じたが、まあいいや、と思った。
その経験で、今年は道ばたで見つけた。
道ばたの花で2,3日前から気に掛かっていた花を、面倒だが、立ち止まって携帯で調べてみた。
「すみれ」の花だった。さすがに恥ずかしくなった。この年齢になるまですみれの花を知らなかったとは。
宝塚の歌にもあるし、次に浮かんだのは岩崎宏美の「すみれ色の涙」の歌だった。
勝手に薄い白っぽい淡い色を想像していたのだ。
こんなに濃い青の涙が頬を伝ったらシュールな絵になるね。
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