アベ政権は、特に後半は官邸官僚の存在が顕著に出て来た。
「総理が言えないから代わりに言う」「コネクティングルーム」「学術会議への介入」、等々、それらを取り仕切っていた方々のことだ。
官僚は通常は名前を出さないのだが、何故だか彼らは名前が出ることを忌避しなかった。いまだに幾人かは思い出せる。
官邸官僚に共通項があるとするならば、現役時代に官僚トップの地位に就けなかったことだ。
ふと日銀総裁の経歴もネットで調べたら、やはり財務次官になっていなかった。
彼らはかつて自分を見下した者を見返す地位に就いたことになる。
このルーチン化(法則化)とはいったい何なのだろうか??
スガ人事の好みなのか!アベの生きざまなのか?
何となく言えることは、アベスガ体制は「ルサンチマン体制」(復讐者達の支配)と云う事ではないのか。
岸田に期待することは一つ、アベに対して自らが蔑ろにされたルサンチマンをぶつけて欲しい。
そうすれば、国民の胸がスッキリし、岸田へ支持が固まり、岸田はアベとは違った岩盤体制を築くことができるだろう。
風情のある岩盤、いや石畳もある。
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