二年前から部屋を一階に移した。その冬から寒くてしょうがない。南側に建物があって陽があたらないのである。今年は昼間の暖かい時間を除いてエアコンをつけたままである。
若い頃は寒いのが好きで炬燵という局所暖房を好んだが、年取ると寒さがこたえる。特にコロナ以来風邪を恐れて暮らしているから。
経済学者の水野和夫は電気が自由に使えるのが近代の証だといったような気がする。道を歩けば、音がほとんどしない車が後ろから抜かしていく。多分ハイブリッド系だろう。電気自動車ならもっと音がしないだろう、と思う。
この地震の多い国では電気を原発でつくるべきではない。これからどうするんだろうか。何か画期的な電気を創らねば、あるいはそれを賄う新たな経済を生み出さないと二流国へ落ちるのだろう。
それ以外には、生活を根本から変えるのも良いと思う。みんな日の当たる大きな広い庭を持って、野菜や果物を栽培し、コメは買うが、質素で気取らない生活を目指す。
それらを必要なだけ賄える商売や稼ぎを考える。そんな方向が、これから生きる若い人の一つの道かも知れない、と思ったりしている。今年の冬は寒い、コロナがなければいつもの東南アジアか、憧れのインドに行っていただろうに、…。
これからは工業でも、ITでもなく、農業かもしれない。
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