普通のキャンプとは違い、車はキャビンまで乗り込めないのも特徴。駐車場において、小さなシャトルバスでキャビンまで送迎してもらう。面倒だけど、環境保護の一策なのだろう。
キャビンには、小さな台所、コーヒーメーカー、冷蔵庫、電子レンジ、二段ベットとダイニングテーブルが備わった部屋と、二人用の寝室つき。
外に出るとピクニックテーブルやベンチが用意されている。けれども雨と雪模様の天気だったので、ほとんど中で過ごす。
持ってきた炊飯器でご飯を炊き、簡単な食事。夜は家族皆でゲームやトランプで遊んだり、読書で過ごす。インターネットのない生活はいい。
昨年夏にリニューアルしてオープンしたばかりの宿泊施設。
キャビンは非常に安く、オフシーズンでは２０－３０ドルで泊まれるがトイレバスルームは共同。トイレバスルームやインターネットのアクセスがあるキャビンはさらに割高で数も限られている。
真夜中、雪が降るキャビンから懐中電灯で共同トイレまで歩いていくのは、かなりつらいものがあるが、これもアウトドア生活のいい体験。
大変な人気らしく、夏の予約はすべて詰まっているらしい。
元旦は、シアトルとバンクーバーの丁度中間地点くらいに位置するCamano Islandの州立公園、Cama Beach State Parkで過ごす。海に面したCabinで冬の寒さに震えながらも、自然満杯なぜいたくな旅。
海岸には、ぎっしり白い貝殻がちらばっているが、持ち帰りは禁止。ところどころに、魚釣りを楽しむボートの姿が見える。夏にはカニがたくさん見つかるらしい。
