昨年創刊されたParenting magazine(育児雑誌)Cookieを一年間購読申し込みする。
昨日、2冊目が届き、ぱらぱらページをめくる。1冊目の時も思ったが、これはかなりアッパークラス(上流社会)の人たちを対象とした雑誌。宣伝されている子ども服なんかも、300ドルから1000ドルとかなり高値。
雑誌のホームページを見ても、http://www.cookiemag.com/# 今週のお勧めクッキングに、白魚をみそ、酒、みりんで調理したレシピが紹介されている。日本の食材を探して、こういうお料理を作ろうと思うのは、一部の社会層に違いない。
今月号には、エルサルバドルに自分のドリームホームを建てた家族が、写真入りで紹介されている。感覚的にセンスがいいものはなんでも紹介していこうという風潮が感じられる。表紙にセレブを使っているところにも、その意気込みが伺われる。
同じ傾向として、雑誌のReal Simpleがある。私も英語版を何年か購読した愛読者の一人であるが、おしゃれにシンプルな生活をしたい人たち向きに編集され、紹介してあるものはかなり値のはるものが多い。いいものを長く使えればシンプル生活につながるという主張もあると思うが、子育てをしながらの忙しい生活では、高級なもの(家具、洋服)をうまく保存するのは難しく(子どもに汚される)、そのストレスを考えれば、値段も手ごろなものがいい。
そういう私には、やはり庶民的な家庭雑誌、Family Circleなどの方が、気持ちも和んで読みやすい。