キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

ダニエル書から教えられる

2009-02-07 02:19:16 | アメリカ便り
オットの上司が、去年末から結核のために入院と自宅治療。ところが、頭痛や視覚障害も表れ、先週末はもっと大きな病院に急遽ヘリコプターで運ばれて、肺がんだということが分かる。思わぬ事の転回にみな大ショック。

動揺しているコドモたちに、人間はみんないつかは必ず死ぬんだよ、いつどう死んでいくか分からないだけで、終わりがあることをオットは語って聞かせる。もちろん回復して欲しい気持ちは100%あるが、肺がんの死亡率が高いことを考えると、回りの人たちの覚悟も必要になってくる。

こういう時に、今参加しているBety Mooreのバイブルスタディで紹介されているダニエル書の内容に慰められる。自分たちの信じている信仰を曲げなかったため燃える炉の中に放り込まれたシャデラク、メシャク、アベデ・ネゴの3人の若者たちは、神様によって助け出される。火の中に入れられる前に3人が王に述べたのは、

「もし、そうなれば私たちの仕える神は、火の燃える炉から私たちを救いだすことができます。王よ。神は私たちをあなたの手から救い出します。しかし、もしそうでなくても、王よ、ご承知ください。私たちはあなたの神々に使えず、あなたが立てた金の像を拝むこともしません。」

信仰により助け出されて生きるのも死ぬのも、両方とも益と考えるその態度から、Beth Mooreは人生で困難や苦境に出会った時、神様がどう働くかで私たちがどのように代えられるかを次のように説明。

1.Deliver from the fire. 火の中(困難)から助け出されるー信仰が培われる(build)

2.Deliver through the fire. 火の中(困難)を経験した後で、助けられるー信仰が研ぎ澄まされる(refined)

3.Deliver by the fire 火の中(困難)によって(この世の中から)助け出されて天国に行くー信仰が完全なものとされる(perfected)

人間の思いで理解できないことでも、神の働きがあることで慰められることが多いこの頃。私が今置かれている状況(いい面も悪い面)も、きっと意味があって、そこから何を学んでいけるかが私の選択。
コメント (2)
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