2週間に一度、幼児保育関係の教員が集まってミーティング。
今日その中で、ある教員が、時々実習中の学生を電話で指導している最中、「ちょっと待ってね」と言って、電話を保留し、一呼吸することがよくあるという話。
「学生に腹が立っても、それをそのまま表現するわけにいかないでしょう。だから、怒りを静めてから話を再開するようにしているの。。。」
その気持ち、本当によく分かる。
・自分の言い分だけ述べ立てる学生
・教員あてのEmail、誤字脱字だらけ。しかも自分(I)は小文字(i)で、あなた(You)は(u)と略語でコミュニケートしようとする学生。
・毎回必ず授業に遅れる学生。
・授業のアナウンスメントを全然読まずに"I'm very confused...."(よく分からないんですけど)と相手を非難する学生。
たとえば、今頭を悩ませている学生A。授業に出席したのは学期の初め頃3回ほどだけで、9-11月はほぼ全欠席。今になって、親戚の度重なる死に直面していかに自分の人生が狂ってしまったか、けれども奨学金が打ち切られて困るのでどうにか助けて欲しいとメールで懇願。自分の怠慢を認めていないところが恐ろしい。
もう一人の学生Bは、今学期の課題すべて、締め切り遅れで提出(そのうち一度は未提出)。頻繁に、Blackberryで誤字脱字だらけのEmailを送ってくるのも信じられない。今から旅行に行くとか、理由を並べてどうにか締め切りを延期して欲しいと懇願してくる。最後の課題では、「これは人種差別の問題だから、ボクは提出するのを拒否したい。採点が0点になってもかまわない」とのメール。そうじゃないことを説明したメールを送り、向こうも納得したが、さて最後はどうなるだろうか。
ということで、一部の学生にかなりのエネルギーを消耗されてしまうというのが現実。まあ、学生に踊らされているというのが、私がまだナイーブな証拠なのかもしれないが、無事に学期が終了してくれるといいんだけど。