キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

ドラマな期末試験の一週間

2009-12-20 16:23:13 | アメリカの大学で教える

今学期は、受講生の数も多かったためか、学生との対応に時間をとられてしまった学期。 期末試験の今週は、いろいろなハプニングや頭を抱えるケースがどんどん入り込み、精神的にぐったり。例を挙げてみると

  • 最後の週になり、慌てて未提出のペーパーを出してきて、どうにか助けて欲しいと懇願してきた学生。彼女のおばあさんが今学期亡くなり、母親がかなりショックを受け、自分が下の兄弟姉妹の面倒を見て、かつ仕事を2つ掛け持ち、授業を5コマ受講してきたので、どうしようもできなかったという本人の言い分。
  • 最後の週になり、この夏義理の母親が亡くなり、妻も自分もショックで勉強に精を出せなかったと今になって連絡してきた学生。
  • 自分勝手でしかもあまりにも失礼なメールを出してきた学生。そのままメールを彼のアドバイザー転送し、指導してもらうことにする。
  • 期末ペーパーの採点を手伝ってくれるはずのティーチングアシスタントが、全然約束を守ってくれず(旅行に行ってしまう)、結局自分ですべて採点するはめになる。もう少し責任を持って仕事をしてくれたらいいんだけど~。おまけにそのアシスタントが最近願書を出したばかりの就職先に、私の名前を推薦者として書いたらしい。何も知らない私のところに電話がかかってくる。一言前もって教えてくれたらいいのに~

今日になってようやく採点も終わり、あとは成績を提出するだけ。 午後には、クリスマスプレゼントのラッピングにやっと取り掛かる。2ヶ月前くらいから家族に気づかれないようにこっそり購入したプレゼントを20個くらい包んでツリーの下に置く。いくつかは、デコレーションに使ってみる。今日になってようやく我が家もクリスマスらしくなる。

 

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