キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

映画『ジュリ-&ジュリア』

2009-12-30 10:14:34 | 映画・本・テレビなどを語る
昨日は久しぶりに、自分の好きなビデオをNetflixで借りてみる。

ダンナには、Chick Flickと笑われてしまったが、なかなかうまく出来た映画で、5つ星をあげたい。

パリでフランス料理に出会い、アメリカ人向けに料理本を出版した料理家ジュリア・チャイルドの実話。テレビでも料理番組を担当したらしい。

そのジュリアに憧れ、彼女の料理本の524の全レシピを365日で作ることに挑戦し、その記録をブログに載せたことで超有名になったニューヨークのOLジュリ。

二人とも、素敵で暖かいダンナさんに恵まれ、その夫婦愛にもほのぼのとさせられる映画。

ジュリは、だんなさんに勧められるままにブログを始めるが、だんだんファンが増え、コメントもどんどん寄せられ、自分を認めてくれる人がいることで自信がついていくところなど、共感する人も多いのでは?反面、ブログに夢中になる人は、自己中心になりやすく、記録を更新することだけにとらわれ、周りが見えなくなってしまう、というメッセージにも反省させられそう。

私的に解釈すれば、論文原稿や助成金申請が不採択になっても、いつか芽が開くまで、前向きにやってみよう、という気持ちにしてくれた勇気を与えてくれる映画。


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「毎日電話攻撃」作戦

2009-12-30 09:45:16 | アメリカ便り
昨日の記事、「旅行で盗難にあう」の続き。

今日、銀行のオンライン口座を見て、ホテル宿泊費がしっかり取られているばかりか、10ドルばかり上乗せされていることを発見。

早速、Ramada Innに電話し、メッセージを残し、ついでにメールでも苦情を伝える。

日曜日にマネージャーから電話がかかってこないばかりだけでなく、精算のミスは許されないと、オットと二人でかんかん。

これから毎日、相手から電話がかかるまで、電話し続けるぞ~というオットの作戦だが、果たしてうまくいくだろうか。

ずいぶん前にヒューストンから引越しした時に、電気代が引き続き銀行から引き落とされたことがあった。あきらかに電気会社のミスであるが、何度電話しても、一向にお金の払い戻しがなされず、いかにも相手の「根気負け」をねらっているのではと錯覚したことがある。

別の災難では、セントルイスで誰かが私の小切手を工作して、銀行の口座からお金を引き落としたことがある。幸い、銀行のオンライン口座を頻繁にチェックしている私は、この不審な動きに気づき、即銀行と警察に連絡し、お金は引き落とされずに済んだ。しかし、「銀行にお金を支払わなかった」というペナルティにすりかえられて、クレジットリポートに汚点がついたことが数年後に判明。家のローンを組む時に、このリポートゆえに利息が高くなってしまったことが分かる。オットはその後、複数の会社に連絡し、銀行からの手紙とともに状況を説明し、白紙に戻してもらうように交渉したが、いまだに訂正されていない。

アメリカに住んでいると、そういうことがたびたびあり、頭痛と胃痛の種になる。交渉の苦手な人、面倒くさい人は、きっとどこかで金銭面で損をしているに違いない。クレジットカードの数を少なくし、なるべく現金で買い物する、というシンプル生活が一番ストレス防止になるのかもしれない。
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