ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

(雅子さま)はあなたと一緒に泣いている

2005-07-27 13:55:07 | つれづれ日記
いやーこのところ、本を読む時間が取れないんです
外出するチャンスがあれば電車の中とかバスの中とか待ち合わせの場所で
ばばばっと読む事ができるのですが・・・
家の中にいると、却って読書する時間がない
だから、本屋に行っても買うのを躊躇したりねーー

しかもこのところ・・育児ノイローゼっていうか
離乳食ノイローゼなんですよっ
毎朝、「お昼までに離乳食を完璧に用意せねば」と思うと
緊張していてもたってもいられなくなるんですね
一分ごとに時計とにらめっこして「あ、材料を用意しなくちゃ」
「あ、おかゆを炊かなくちゃ」こればっかり
材料もワンパターンなのが許せないし、何をやっても手抜きしている
みたいで冷や汗が出てきちゃう
「ほんとにこの量で、この硬さでいいの?」みたいな疑問がわきあがって
「私っていけない母」とかいって落ち込むの
ゆえに・・・毎日微熱を出してダウンし、
さらに目のかゆみが2週間も止まらないので眼科へ行ったら
「どっこも悪くありません」って・・・
帰りに寄った本屋で「離乳食BOOK」を必死に読む私・・・
うちのヨンジュナは発育がちょっと遅れているのね
無事に育つのかなーとか、咳を一つしても体が震えちゃう
「また喘息?入院?吸入?眠れない?」って・・・
こんな私は、結婚して子供がいても幸せではありません(ぐすっ)

という中でやっと読めた本をご紹介します

犬ぐらし
(遠藤淑子著・白泉社)

遠藤淑子っていうマンガ家をご存知ですか?
「花とゆめ」を読まない人には縁のない作家さんだtご思うんですが・・・
デビュー当時に思ったのは「なんて絵が下手なんだろう」でしたけど、
とにかく彼女は、暖かくてやさしくて、それでいて甘くない・・という
素晴らしいストーリーテラーなんです。
昨今、このような作家が月刊誌に発表する機会を得られないというのは
本当に残念
何でもカンでも「Hな少女マンガ」ばっかり描けばいってもんじゃないっ
そんなもの読んだらぽいっ
作家なら、永遠に残るものを描きなさいって
そうでないと子供の本離れは加速する一方・・・・

あ、本題からずれてました。つい・・・
この犬ぐらし」は作者が「ナナ」という犬を飼い始めた頃からのエピソードが
描かれているんですが、犬を買う苦労や笑い話が満載。
いやー犬って結構、いえかなりデリケートな生き物だったんですね
これを読むと「中途半端な気持でペットは飼えないなあ」と思う一方
「それでもこういうふれあいをしてみたい」と思う一品です

(雅子さま)はあなたと一緒に泣いている
香山リカ・筑摩書房

精神科医の香山リカ氏が独自の視点で切り込む「現代女性の肖像」
とでもいいましょうか。
皇太子妃になられ、愛子さまを出産し、適応障害になられた雅子様の
問題は、現代にいきる「キャリア・美貌・学歴を持った努力家の女性達」の
象徴的な出来事であるらしい
無意識のうちに「父親と同じように生きたいと願う娘」が、父親と同じように
我無償に入ってキャリアを積む
仕事の問題、夫の問題、姑問題、実家問題・・全ての女性問題がここでは
語られる
「努力する事は惜しまない、むしろ得意とする雅子様世代の女性」は
「努力しても報われない人生に傷つき、幸せになれずにさらに傷つく」わけ。
そんなストレスの行き場が「適応障害」なのだろうか・・・
最後に「泣かないための七つの心得」もついているので、女性必見の書ですよーー

あ・・・誰かヨンジュナを預かってくれないかなーー
顔を見てれば可愛いんだけど、疲れが倍増するし、気が休まらないのよねー
ベビーシッターさんとか駅前保育室を使うほどのお金がない我が家は
びんぼっちゃまよーー
いまや「育児負担の軽減」もお金で買う時代かあ
実家があればね・・・
コメント (4)
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