ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

嫌韓流

2005-07-30 09:51:44 | つれづれ日記
サッカーの東アジア選手権が始まるそうなんですが・・
中国・韓国・北朝鮮と反日3兄弟が揃ってる中に、いじめられっこの日本が
入って・・・大丈夫なのかなーー
勝っても負けても波乱含み・・・どうして仲良く出来ないんだろ
「正しい歴史認識」・・・これはもう東アジアだけで語ることなく、ヨーロッパとか
アメリカも交えて一度徹底的に議論すべきでは?

嫌韓流
(山野車輪・普遊社)

何気なく本屋に置いてあったのでつい買ってしまいました
「韓国併合」のこと、もうちょっと詳しく知りたかったので、黄文雄氏の
韓国は日本が作ったとどっちにしようかなーと思ったんですけど、
マンガなのでこっちにしたんです。
帯にあまりにも危険すぎて各社に出版拒否された問題作
あったものですから、一層興味がわいたっていうか・・・

私、知らなかったんですがネットでは発売前から話題になっていたんですね。
ネットの本屋では早々に売り切れ、2ちゃんねるでは「ゲット情報」スレが立って
いたり、「電車の中でわざとカバーをかけずに読んで、乗客の反応を見ている」
とかいうオタクな人もいたりして・・・
地方の本屋では隠してあったり、置いて貰えなかったりしているようですし、
ちょっと今は入手困難っていうか?

で、内容についてなんですが
タイトルに「嫌」なんてついているので、すごく過激に感じますが
描かれていることは、呉善花氏や黄文雄氏がおっしゃている事と
変わりません。
ただ表現の仕方がオーバーなので、小さなことでもものすごく大きな事のように
感じるかもしれませんね

話のきっかけは、主人公達が通う高校で「ワールドカップ」の話をしていた時
在日の松本君がいきなり怒り出した事です
日本人の同級生が「ワールドカップは公平な試合ではなかった」と
発言したことから、その検証に入り、様々な事実が浮かび上がってきます。
主人公の一人要君はこの事から韓国に興味を持ちます
さらに彼のおじいさんがその昔、「朝鮮総督府」に務めていた事をしり、
ついつい激しくおじいさんを責めてしまうのですが、
おじいさんの「あの頃は日本人も朝鮮人も手を取り合って生きていたんだ」
という言葉に触発され、大学入学と同時に極東アジア調査会に入部。
そこから韓国人達との数々のディベートを繰り返すというお話になってます。

・戦後補償問題
・韓国併合問題
・竹島問題

等など、色々なことについて討論されていますが、日本人の態度はいいとして
韓国側の描き方に偏りが見られ、それが結果的にこの本を「最終的に公平とは
いえない」という分野に位置付けているのではないでしょうか。
(内容的にはその通りというようなものが多いだけに残念です)

勿論、登場人物達は最後には「真の友好の為には歴史を正しく理解しよう」という
ところで手を取り合うのですが、世の中そうそううまくはいかないですよね

この本を読むと、私達が今まで潜在的に知っていた事とこちらとどちらが
正しいのかと迷ってしまいます
その時代に生きていたわけではないので・・真実が見えないんですよね。
「教え込まれた歴史」が正しいとは思いませんし、かといってこの本が
全て正しいとも思えません
(特に「冬ソナ」に端を発するヨン様ブームはしかけられたという主張は
絶対に間違いです。最後にこういう大きな間違いを描く事で、その前までの
主張までが「?」となってしまう事が残念です)

じゃあ、全部間違いかというと、前述したように、
「そうだったのか」と思う事も多々ありで・・
かなり詳しく勉強しているんだなーと思います。

要するに「どうして韓国はあんなに日本に強く「謝れ」を繰り返すのか」
という疑問に対して、ぶっちゃけていうと
「日本は(中華思想でいうところの)格下の国のくせに、身分不相応に
発展した挙句に韓国を支配下に置いたから」という事であり、儒教による
身分差別の激しさとプライドの高さから「絶対に日本は許せない」という
答えになると・・・

この本をいいか悪いかと判断するのは読者だけです
マンガのわりには文字だらけで読むのに時間がかかりますが、一度
心を真っ白にして読んでみるのもお勉強のうちかな・・・
コメント (4)
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