ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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今時の女の子に読ませたい昭和の漫画4

2014-04-12 18:00:00 | 昭和の少女漫画

 今時の女の子も読んでね

「絵がキモい」とかーー「無理っ」とか言わないで。

一緒に仕事をしている同年代の人の話。

小さい頃、漫画が大好きで大和和紀の「はいからさんが通る」の大ファンだったの。

でも母親に全部捨てられちゃった」

お母さんに捨てられたって人、結構多くないですか?

幸いにして、私の母は娘の趣味に無関心&傍観&言えば買ってあげる系

だったので助かりましたが。

今回は和田慎二の作品をご紹介します。

「スケバン刑事」で有名な和田慎二ですが、その昔は

「男なのに少女漫画を描いている」という事で、異色の存在でした。

でも別冊マーガレットにおいては美内すずえと並んでっていうか、張り合って

読み切りをガンガン描いてた人です

やっぱり男性ですから、絵もそうですがストーリーが男っぽい。

沢山の作品群の中には、複数回出てくる探偵などがいて、

「愛と死の砂時計」の神恭一郎、「大逃亡」の沼重三は「スケバン刑事」でも

おなじみ・・・とっても古くてファンにはたまらなく愛すべきキャラです。

その一方で「パパと恵子シリーズ」のようなほのぼのとした作品も残しています。

特に「クマさんシリーズ」は不朽の名作。買わなかった自分が悔やまれます。

「別冊マーガレット」から「花とゆめ」に移り、その後は悩みつつも様々な出版社

から出していたようですが2011年に亡くなりました。

 

 「愛と死の砂時計」 (昭和48年別マ)

登場人物・・・雪室杳子 (表紙)

        保本登 (杳子の婚約者)

       紅崎麻矢 (杳子の親友)

        神恭一郎 (私立探偵)

        学園長 (杳子が通っている学校の園長)

        ラベンダーの首飾りの少女

ストーリー・・・孤児院育ちで高校に通う杳子は教師の登ると婚約。

      式を待つだけの幸せな日を迎えていた。

        しかし、登は学園長に呼ばれ学校へ行き、そこで園長の死体を発見。

       その場で逮捕され死刑判決を受けてしまう。

        登の無実を信じる杳子は親友の麻矢や神恭一郎と共に真犯人を

       探し始める。

 

砂時計」ってあまりなじみがなかったので、どういうものか正直わからなかったです。

でもさらさらと死刑への時間を表現するのには最適でした。

また「ラベンダー」の香水というのも全く知らず。そのラベンダーの香りを

ペンダントに封じ込めるという・・・なんともハイカラでおしゃれなネックレスに

激しく憧れました 

昭和40年代はまだラベンダーはメジャーじゃなかったですよね。

香水といえばオーデコロンでシャネルの5番 だから新鮮だったんです。

神恭一郎のかっこよさもひときわ目立ち、最重要人物の登より魅力的でしたね。

さらに「女は化粧で変わる」事を「メイキャップ」という言葉で表現。

当時は今ほど化粧技術が発達していなかったでしょうし、かつらもまたしかり。

それでも人は「メイキャップ」だけで顔が別人になる事もあるんだなーーと。

真犯人のヒントを持つ人々が次々殺されていくさま、その手法に驚いたり

怯えたり。すさまじかったですねーー

 「姉貴は年下」(昭和47年別マ)

登場人物・・・森陽子 (表紙の女性)

          久 (弟・表紙右上)

        石川英明 (表紙右下)

ストーリー・・・わずか半年前まで日本的でなよやかでモテモテの姉貴・陽子が

        突如、髪を切って染めて女優になった。さらにある日、弟に向かって

        「今日から私はあんたの妹になる」と宣言。

        それには深いわけが・・・鍵を握っているのはプロデューサーの

        石川英明。

 

ちょっとシスコンの弟が姉貴の嘘を心配して繰り広げるドタバタコメディですが

まとまっていて笑えて面白い。

和田慎二は本当は「長髪で前髪がくるりんとして和服が似合う」女性が好きなんだなと

思う事があります。麻宮サキもそんな髪ですよねーー

とにかく姉と弟、兄と妹、父と娘・・のような図式が好きな事は確かです。

 「パパとパイプ」(48年別マ)

登場人物・・・恵子 (表紙右)

        パパ (表紙左)

        ライダー1号、2号、V3(猫たち)

ストーリー・・・小説家のパパ、娘の恵子は父子家庭。

         ある日、そこに一人の女性が現れ「私があなただったかもしれないのよ」

         と告げていなくなる。

         同時に人気作家のパパの仕事も次々打ち切りに・・・・

         そこにはパパの知られざる「恋」の話が。

 

このコミックスにはさらに昭和46年別マに掲載された「パパ!」が収録されて

おり、この「パパ!」がシリーズ初という事になり、「パパとパイプ」は2作目。

パパは小説家で愛煙家。(今じゃ死語)パイプが友達。一日中モクモクと

パイプをくゆらしながら小説を書いてます。

パパが愛した恵子のママは和服が似合う髪の長い控えめな女性・・・・・

父子家庭には3匹の猫がいて、ライダー1号、2号、V3と名付けられています。

この設定は将来的にも変わりません。

そして何かっていうと「パパの初恋」「パパ独身時代の恋」が騒動の元と

なって恵子が泣いたり誤解したりという話が生まれるのです。

「姉貴は年下」はシスコンの弟が主人公。

そしてこれはファザコンの娘が主人公。

温かくて優しい家族関係には憧れた人も多いのではないでしょうか?

 

 「大逃亡」(昭和49年別マ)

主人公・・・江木万理亜 (表紙)

       沼重三

       ローレンス・タルボット神父

       律子

ストーリー・・・孤児でおばさんの家に居候していた万理亜は伯母一家の

       陰謀により罪を着せられ少年院に。

       そこで肩にバラの入れ墨をされ、そこから万理亜は「復讐」を誓う

       女に変身。少年院を脱獄しある村の教会に身を寄せる事になった。

 

可憐で女性らしく、疑う事を知らない女の子が傷害の罪を着せられて

少年院に入る・・・スケバン刑事の大元がここにあるんです

今時の少年院があんなにすさんでいるとは思いませんが、「黒バラの万理亜」

となった万理亜が教会で今一度、素の優しい女性になりラストは死を迎える。

非常に教訓的な意味合いの大きい作品です。

バラ屋敷の謎」 (昭和47年別マ)

登場人物・・・浅野ユミ(画面左下)

        間久部五郎(マック) (左側の男子)

        ジュン 

 

ストーリー・・・ユミは家庭教師として雇われ、屋敷へ行くとそこは真冬なのに

     コートがいらない程温かいバラだらけの屋敷だった。

     担当するジュンはわずか9歳なのに天才で、ユミの他にもその道の

     専門家が教えている。

     しかし、ジュンの髪は緑色で生まれてから一度も屋敷の外に出た事がなく

     さらに、教師がいない場所では「優秀」とはほど遠いすがたをしていた。

     その謎を探るべくマックは潜入していたのだった。

     やがてジュンは父親によって、元々は自閉症で生まれたものの、人工頭脳で

    健常児かつ優秀な子供として生きていたのだった。

 

まるでどこかの誰かが読んだら「うちも人工頭脳が欲しい」と言い出しかねないような

ストーリーなんですが。

優秀な科学者がやっとさずかった息子が自閉症だった・・・

その事に納得できず人工頭脳を開発し、家庭教師が教え込んだ知識を全部

ためていく。屋敷がいつも温かいのは膨大な電気の消費量によるものだった・・・

子供は親に愛されたいから頑張る。親はそれを利用するという悲しい図式が

見えます。

間久部五郎はこの後も色々な作品に登場するキャラクターです。

コメント (9)
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皇室ウイークリー

2014-04-12 17:35:00 | 皇室ウイークリー

ご日程

両陛下

4月4日・・・両陛下 → 勤労奉仕団に会釈

               第30回日本国際賞授賞式について説明を受ける

               人間国宝 結(むし)ぶ御縁(ぐぅいん)鑑賞

      天皇陛下 → 通常業務

4月5日・・・両陛下 → デビスカップ2014観戦

4月6日・・・両陛下 → 東宮一家から挨拶を受ける

4月7日・・・天皇陛下 → オーストラリア首相と会う

         両陛下 → 日本医学教育歴史館開館披露及び

                順天堂創立175周年記念式典について説明を受ける

4月8日・・・両陛下 → 第8回みどりの学術賞受賞者の業績について説明を受ける

      天皇陛下 → 通常業務

              お手まき

4月9日・・・両陛下 → 仏教-アジアをつなぐダイナミズム」展鑑賞

               新旧宮務官と昼食

       天皇陛下 → 新任状奉呈式

                お手まき

4月10日・・・両陛下 → 日本医学教育歴史館開館披露及び

                         順天堂創立175周年記念式典

                 勤労奉仕団に会釈

       皇后陛下 → 故シェイマス・ヒーニーを偲ぶ会

 

皇太子同妃両殿下

4月4日・・・一家 → 茶会(学習院関係者)

4月6日・・・一家 → 愛子内親王入学式・参内

4月8日・・・皇太子殿下 → 勤労奉仕団に会釈

                  ヨルダン王弟殿下に会う

4月9日・・・皇太子殿下 → 勤労奉仕団に会釈

                  OECD事務総長と会う

4月10日・・・離任大使と会う

 

秋篠宮家

4月5日・・・両殿下 → 兵庫県訪問

            ・ 宝塚歌劇団100周年式典

4月7日・・・秋篠宮殿下 → 生き物文化誌学会事務局会議

4月8日・・・両殿下 → 結核予防会の海外での支援活動について説明を受ける

4月9日・・・秋篠宮殿下 → 山階鳥類研究所会議

4月10日・・・両殿下 → 「第23回地球環境大賞」式典・レセプション・歓談

 皇太子の公務に愛子内親王の卒業と入学に関するあれこれが入っているとは

  何とも情けない。他は会釈して会って・・で終わりです。

 小和田恒氏が東大の入学式に来賓として出席し、祝辞を述べたようです。

  その内容は・・・・「東大に入って失望した・・・云々」というもので。

  どうして招いてくれた学校に素直に感謝をしないのかわかりません。

  要は、自分が入った頃の東大は全然グローバルじゃなかったけど、今はそうでは

  ないんですねーーと言いたかったようですが

 4月11日は昭憲皇太后の没後100年目でした。

 なので、明治神宮では祭礼があり、また皇居では両陛下が古式ゆかしい

  祭祀にご出席。皇太子&皇族方も列席。皇太子妃は礼によって欠席。

  さすがにここまで祭祀無視っていうのはまずいですよね

  「合理的じゃない」とか「理解できない」とかいいつつも20年も経ってるし。

 20年かけて受け入れられなかった事を今さら受け入れる事は出来ないとは

 思いますけど

 そういう事を言い出すと「じゃあ、なんで結婚したの?」って話になり。

 そこで「人身御供にされた」とか言い出すんだよねーーー

 「私は被害者」というのが彼女の考え方ですから。

  そういう風に思って一番不幸なのは自分だけど、回りが迷惑する。

  八つ当たりされて不愉快な言動をして、自分勝手で怒りっぽくて

  きっと小和田家というのは一家そろってそういう認識の元に生きているんでしょう。

 だから不安でしょうがないんだなと。

 嘘をつけばつくほど、さらに嘘で塗り固めないといけなくなる。

  ばれたらどうしよう・・・と、常に先を見て行こうとして失敗する。これって

 リアル韓国ドラマの悪役の思考だわーー

 内親王に関しては気の毒だけど、それもこれもああいう両親のもとに生まれた

 結果だと諦める以外はない。

 幸いなのは、内親王は自分が不幸だとは思ってないだろうという事。

 神様はそうやって皇孫を現実から守っているのだろうと思います。

 今さら「実は健常ではなかった」

 「という事は優秀ではなかった」「という事はスキー映像もねつ造だった」

 として、その言い訳をどうするか。

 全く言い訳出来ないでしょうね。普通は。

 「何で?」のオンパレードになっちゃうもの。

 「何で嘘ついたの?」

 「何で嘘を書かせたの?」

 「何で嘘を発表したの?」と。

 そこまで突っ込まれて、その時の東宮大夫が小町氏だったとして・・・うーん

「最近の健康診断でそう言われて両殿下は大変心を痛めている。過去の事は

 全部本当です。大人になってから発達障碍の症状が表れたのです」っていうしか。

そして新しい病名がつくのかなあ。

そして「だからといって皇位継承権を与えないのは障碍者差別だ」と言い出しそうで。

 そもそも今後3年間の中学校生活を考えると、内親王にはハードルが

 高すぎるのではないか?と思うんです。

 公立だったらまあいいっかですむ事も私立はそうはいかないし

 女子だけだから「乱暴男子」は使えない。

 じゃあ「シカトされて傷ついて不登校に」とか?陰湿な言葉のいじめがあったとか

 言い出しそうで。

 こんな予想、当たらない事を祈ってます。

 

コメント (7)
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