ご日程
両陛下
9月10日・・・天皇陛下 → 通常業務
9月14日・・・天皇陛下 → 通常業務
皇嗣家
9月15日・・・妃殿下 → 第22回世界妊娠高血圧学会(ISSHP2021)開会式(オンライン)
天皇一家は長い夏休みの最中でしょうか。愛子内親王が「宮殿」に慣れてくれるかどうかが問題ですよね。
盛んに「眞子さまのせいで愛子内親王の人生が・・・」みたいな報道もありますが、そんな筈ないですよ。むしろこれまでの数々の愛子内親王を庇う親の行動が秋篠宮家に暗い影を落として来ただけでしょう。
所詮、勝手に期待して、勝手に期待を裏切られて失望しているだけの1国民がここにいます。
小さい頃から憧れていた「皇室」というものの姿。
昭和天皇が亡くなった時はなぜかとても悲しかったし、日本人として色々考えた覚えがあります。
ダイアナ妃がブームになっていた頃は「日本には礼宮殿下というめちゃくちゃかっこいい王子様がいるのにどうして目立たせて貰えないのか」と思ったことがあります。
ミーハーだったんですよね。
何をやっても「美智子妃が一番」なのはわかっていたけど、礼宮こそ次世代皇室の華になると思って期待しました。
皇族に必要なカリスマ性を持っているし、それこそ将来「国民統合の象徴」にふさわしいと思っていたからです。なぜ彼は2番目に生まれてしまったのかしらと。
でももし浩宮に子供が出来なければ・・・もしかしたら・・・とドラマのような事を考えていたところに、川嶋紀子嬢登場で、私は一時イギリスに負けないくらいの皇室ブームにどっぷりと浸ることが出来ました。
紀子様のお振舞、ファッション、笑顔、そして殿下とのラブラブな視線のやりとりは見ててほっこりするし、「もう勝手にして~~」と思う程で、それがものすごく国民を幸せにしてくれる瞬間だったのです。
即位の礼では、筆頭宮家だった秋篠宮夫妻。ああ、なぜ殿下は黄丹の袍を着ていないのだろうと思ったり。
皇太子夫妻が8年もの間、子供に恵まれずやっと授かったのが愛子内親王と知った時、女帝が頭をかすめたのは確かですが、イギリスのように男系男子優先だろうと思っていました。
それが、どうでしょう。
今や「女系天皇を認める」が政治姿勢の一つになる程歪んでしまった。
女系天皇を認めると言う野田聖子や河野太郎は皇室についての勉強をぜんぜんしていないし、歴史も知らずその重みも知りません。
選択的夫婦別姓などもそうだし、同性婚などもそうだし、時代がこうだからこうあるべきと軽々しく言ってはいけない問題だと思っています。
それを軽々しく人気とりに持ってくる政治家の人気が高いというのは、日本人ももう終わりだなと思うばかりで。
皇室に話しを戻すと、眞子様も佳子様も私達の世代で言えば「いつか狂った雅子王朝」へのハチの一刺しになる・・・と勝手に期待する存在でした。
眞子様も佳子様も期待に応えて下さっていた存在。
なのに、動けば動くほどにバッシングされて傷つかれていく皆さまを思うと、世の中の理不尽さを考えずにはいられません。
15年以上も嘘を書き続けて来た週刊誌を信じる宮様がいるでしょうか?
眞子様の放った一撃は雅子王朝を潰すというより皇室崩壊への導きになってしまいました。
眞子様が降嫁せず、男系男子と結婚され「お妃」と呼ばれる身分になってくれたら、そこから男子が生まれたら・・・と勝手に期待していた自分が悪いのです。
血筋の正当性が一番の皇族において、正田家と小和田家は皇室に入ってはならない一族でした。けれど、正田家に負けたあの当時の旧皇族、旧華族、あの時点で勝負はついていたんですよね。
マスコミは「結婚決定」と言われたら急にトーンを下げ、無理やりにでもお祝いムードを作ろうとしています。
どんな人間でも娘を持つ母の身になればこんな結婚は許さない。
だけど、そこへ至るまでには20年もの下地があった事を思う時、秋篠宮家は無防備すぎたと思わざるを得ません。善は悪に勝てません。白は黒に塗りつぶされていくのです。
この事は、日本国民が娘や息子の結婚を考える時の大いなる反面教師になる筈です。
ただ、やっぱり。
ご結婚以来、苦労続きの秋篠宮家がそれでもサイクルを乱すことなく公務に打ち込まれて来たこれまでの人生を思うと、こんなにも報われない結果になったことが悔しいのです。
私達の人生もまた同じだろうと思うと、頑張れなくなるんですから。