こんな記事をみつけました。
タミフル寄付金、横浜市立大教授が
研究への影響を否定
インフルエンザ治療薬「タミフル」と異常行動死の因果関係を調べている
厚生労働省研究班主任研究者の横田俊平・横浜市立大教授の講座が、
タミフルの輸入販売元「中外製薬」から寄付金を受けていた問題で、
「寄付金をもらっているから手心を加えるようなケチな考えはもっていない」と、
研究への影響を否定した。・・・そうです。
確か、今朝のニュースではこの横田さんと言う人、
「寄付金を受けたという認識がない」とか言って、遺族を怒らせていましたよね。
先日、我が家のヨンジュナがインフルエンザにかかったときに
やっぱりタミフルを処方されたんですよ
お医者さんいわく「色々言われているけど、結局タミフルほどインフルエンザに
効く薬がないので使います。異常行動などは10万人に一人の割合なので
多分大丈夫かと思うけど、万が一そういう事があったら教えてください」
と言われて・・・・
全ての人に影響があるとは思わないですが、やっぱり心配ですよね。
タミフルを2回使っただけで熱は完全に下がり、ヨンジュナはすっかり元気に
なりました・・・・・
異常行動・・・というわけではないんですけど、2回目のタミフルを使用した後に
少しイライラっぽくなって、大きなおもちゃを投げつけたり、テーブルをひっくり
返そうとしたんですよね
頭を抱えてごろごろと転げたり・・・これってタミフルのせいなのかな?と
ちょっと心配になりました
幸いにして3回目以降、そういう事はなかったので多分眠かったせいかなと
思ったんですけど。
また、ドクターと製薬会社との切っても切れない関係って、多分一般の
方々には想像もつかないと思うんですよ
昔、「振り返れば奴がいる」というドラマで、医療機器メーカーの営業マンが
一生懸命部長先生にごちそうしたり、賄賂を渡したりしているシーンが
流れましたけど、ほぼあんな感じですね
私が以前務めていた病院では、ドクターそれぞれが同じ効能なのに
違う薬を使いたがるので、何でかと思ったら製薬会社との取引だったという
話を聞いたことがあります
また、医局長が私がいた薬剤部の部長と1週間海外旅行に行ってしまったんで
すが、その資金のでっどころも製薬会社だと聞いたことがあります
同じ薬剤師の免許を持っていても、病院の調剤をしている人と、製薬会社の
営業マンではかなり扱いが違います
(病院の調剤>製薬会社の開発部>営業マン>薬局で働く人)
そういうのを見てて「私には出来ない職業だなあ」と感じましたけどね。
だから、この先生の「寄付金を受けたという認識がない」という
台詞は、病院で働く人なら理解できるニュアンスなのではないでしょうか・・・
今更いう事じゃないかもしれませんけど、
「世間の常識」=「病院の非常識」ですからねーー
でもとにかく、異常行動で子供を亡くした親御さんの為にも、早く
因果関係を証明して欲しいです。