滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ
歌意: 滝の水音は聞こえなくなってから長い年月が経ってしまったけれども、その名声だけは流れ伝わって、今でもやはり聞こえてくることだ。
作者: 大納言公任(だいなごんきんとう)
966~1041 藤原公任。漢詩文・和歌・管弦の三才を兼ねたという。
京都嵯峨に大勢の人が遊覧した折、大覚寺で古い滝を見て詠んだ歌である。
大覚寺はもともと9世紀はじめに嵯峨天皇の造った離宮であった。
広大な庭園の中に滝を造り、その滝を見るための滝殿も設けていたと伝えられるが、公任の時代にはすでに滝の水は枯れ、さびれていたという。
句の頭に「た」「な」の同音を繰り返す工夫が、流麗な調べを生んでいる。
※参考 文英堂 「原色小倉百人一首」
今回のコラボは「滝」にちなんで
清里の「吐竜の滝」です。
大覚寺は何年か前に友人たちと訪れたことがあります。
滝跡は見ませんでしたが、広い敷地内の池の前でお茶をいただきました。
また、京都へ行ってみたいです。 今年の紅葉はどんな感じでしょうか・・・
ばね指、皆様にご心配おかけして申し訳ありません。 ひどくしないよう無理をしないよう、様子を見たいと思っています。
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書は,風流ですね
こんなにかけたら,楽しいだろうな。
滝のお写真 迫力ありますね!!
こんなふうに撮ってみたいです ☆
指、大事にします。
書、見ていただいてありがとうございます。
お手本があるので、スラスラ~~と書けますが、創作は難しいです・・・
100首まで頑張って書きたいと思います。
色紙などに書いて、掛けておくと、いいですよね~~。
滝の写真、我が家では滝がブームになっていまして、今度は華厳の滝に行きたいのですが・・・