よし坊のあっちこっち

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映画三昧ーコミックと映画

2006年09月08日 | 映画
最近の邦画はやけにコミック原作が多いので、「どうなっているんだ」と文句を言おうと思ったが、よく考えると、昔もコミックから映画(テレビも含む)になったのがたくさんあるので、こりゃ、文句は言えまい。

昔は漫画雑誌で冒険王とか少年画報というのがあり、川内康範の月光仮面、竹内つなよしの赤胴鈴の介、桑田次郎のまぼろし探偵等が人気で、毎月の楽しみであった。

月光仮面は、東映の大村文武主演で、何作か続いた。この大村文武、その後は警視庁物語の刑事役でシリーズ出演していたが、ブレークすることなくいつの間にか消えてしまい、ちょっと気になる役者であった。月光仮面はテレビの大瀬康一主演の方が人気があったと思うが。

赤胴鈴の介は、大映で梅若正二主演。映画より前にラジオドラマで始まったこの番組には、あの吉永小百合がデビューしており、当時、豊島園だったか、井の頭公園だったかの公開録音を見に行った記憶あり。

まぼろし探偵は確かテレビのほうが早かったと思う。これにも小百合ちゃんが出ておりまして、この頃から彼女は芸能生活まっしぐらだったわけだ。

「映画界、今も昔もコミック頼り」ということでしょう。