レコードやCDを買っても、よく聴くのと、たまに聴くのと、殆ど聴かないのとある。たまに聴きたくなるのが、マル・ウォルドロンの瞑想(Meditation)というアルバムだ。ところが今聴けないのだ。新宿のジャズ喫茶「DUG」での単独ライブ録音盤なので、当時日本のレーベルでしかリリースされなかったはずであるからして、当然今に至るまでにCDになっているはずも無いのである。
ビリーホリディ最後のピアノ伴奏者として有名なマルだが、何故かアメリカではあまり評価されなかった。ところが、日本やヨーロッパでは人気が高く、日本では「孤高のピアニスト」として、固定ファンが結構いた。
このアルバム、有名なレフトアローンも入っているが、竜安寺の石庭、とか日本をフィーチャーしたテーマを中心に、マルが時に切なく弾くところが何とも憎いのである。特に夜更けた頃、独りタバコをやりながら(今は禁煙してから20年経ちました)安いウイスキーを片手に、これを聴くと別世界の気分なのである。
レコードは有るので、古びたステレオで何とかならぬかとトライしたが、肝心のステレオが相当モウロクしており、テープに録ろうにも録れない状況である。
もう、マルの「瞑想」にふけることは出来ないのかと思うと、非常に寂し~い。
ビリーホリディ最後のピアノ伴奏者として有名なマルだが、何故かアメリカではあまり評価されなかった。ところが、日本やヨーロッパでは人気が高く、日本では「孤高のピアニスト」として、固定ファンが結構いた。
このアルバム、有名なレフトアローンも入っているが、竜安寺の石庭、とか日本をフィーチャーしたテーマを中心に、マルが時に切なく弾くところが何とも憎いのである。特に夜更けた頃、独りタバコをやりながら(今は禁煙してから20年経ちました)安いウイスキーを片手に、これを聴くと別世界の気分なのである。
レコードは有るので、古びたステレオで何とかならぬかとトライしたが、肝心のステレオが相当モウロクしており、テープに録ろうにも録れない状況である。
もう、マルの「瞑想」にふけることは出来ないのかと思うと、非常に寂し~い。