なでしこジャパンは予想通り、ドイツに負けた。これはしょうがない。勝てというのが無理と言うもの。実力の差が大きすぎるのだ。それでも、番狂わせがあるかも、と思ってしまう同国人としての哀しさ。
データを見れば一目瞭然である。ドイツのシュートは日本の倍。18-9。日本の9本は、そんなにシュートしてたか?と言うほど印象が無い。コーナーキックは8-0。要するに敵陣へ攻め込めていないから、こうなるのは当然。面白いのは、ボール占有率がドイツ49%に対し日本は51%。
大体、どんな試合でも勝ちチームのボール占有率が高い。試合を観ていると分かるのだが、日本の占有率が高いのには理由がある。兎に角ディフェンスから中盤のラインでのボール回しがやたら多いのである。占有率は高くなる道理だ。それでいて有効なスペースが作れず、逆にボールを取られて一挙に攻め込まれる。
スペースが作れないというのは実は正確ではない。スペースは出来るが、そこに走りこんでいく味方の選手が誰もいないということだろう。将棋で3手くらい先を読むようなものである。一流のチームはこれが随所に見られるが、日本のチームには難しい。ボールを出そうと思っても居ないから、又後ろに回して時間稼ぎをする。これは男子チームにも言えることだ。
前回の男子ワールドカップ予選で、ミッドフィルダーのヒデが何回か空いたスペースにボールを送ったが、誰も走り込んでおらず、彼は首を傾げていたのを覚えている。何故来ないんだ!と。彼と他の日本の選手の間では、技量に相当の開きが有ったといわざるを得ない。
強いチームは、ボール回しが早い、カウンターアタックが早い、点を取られた後の取り返そうという激しい意思表示がプレーに出る。
レベルが違う事を再認識させられた今回のワールドカップである。
データを見れば一目瞭然である。ドイツのシュートは日本の倍。18-9。日本の9本は、そんなにシュートしてたか?と言うほど印象が無い。コーナーキックは8-0。要するに敵陣へ攻め込めていないから、こうなるのは当然。面白いのは、ボール占有率がドイツ49%に対し日本は51%。
大体、どんな試合でも勝ちチームのボール占有率が高い。試合を観ていると分かるのだが、日本の占有率が高いのには理由がある。兎に角ディフェンスから中盤のラインでのボール回しがやたら多いのである。占有率は高くなる道理だ。それでいて有効なスペースが作れず、逆にボールを取られて一挙に攻め込まれる。
スペースが作れないというのは実は正確ではない。スペースは出来るが、そこに走りこんでいく味方の選手が誰もいないということだろう。将棋で3手くらい先を読むようなものである。一流のチームはこれが随所に見られるが、日本のチームには難しい。ボールを出そうと思っても居ないから、又後ろに回して時間稼ぎをする。これは男子チームにも言えることだ。
前回の男子ワールドカップ予選で、ミッドフィルダーのヒデが何回か空いたスペースにボールを送ったが、誰も走り込んでおらず、彼は首を傾げていたのを覚えている。何故来ないんだ!と。彼と他の日本の選手の間では、技量に相当の開きが有ったといわざるを得ない。
強いチームは、ボール回しが早い、カウンターアタックが早い、点を取られた後の取り返そうという激しい意思表示がプレーに出る。
レベルが違う事を再認識させられた今回のワールドカップである。