先日、ベネッセという会社が日韓高校生の英語レベル比較の結果を公表したが、書く能力を除く、読む・話す能力は韓国勢に軍配が上がった。この読む・話す能力が上ということは、より日常的なレベルで韓国勢のほうが英語を使えると言う事を意味している。
実は、数年前、国連が東南アジア諸国の英語力調査結果を公表した事がある。堂々の一位はシンガポールで香港が続いた。興味深かったのは最下位である。しかも2国が同率で入っていた。その一つは日本だが、もう一方は、あの北朝鮮である。東南アジアで最も開けた国ニッポンと、外の世界に固く門を閉ざした北朝鮮が、実用的な英語力に関しては同じレベルなのである。数年経った今でもこの順位は変わっていないだろう。この事実は相当に悩ましい。単純に「何故?」である。
日常的な英語が、日本は、からきし駄目なのだ。日常的な英語力を、よし坊は「街角の英語」と呼んでいるのだが、それに因んだ面白い話がたくさんある。
ある日系企業に勤めているアメリカ人が初めて日本出張となった。目指すは東京の親会社(本社)である。その本社まで20分位にあるホテルに泊まり、翌朝いざ出勤となった。簡単な地図をホテルで書いてもらい、外に出た。しかし、どこでどう間違えたか、中々お目当てのビルが出てこない。ここは聞くしかない、と、往来の日本人を捉まえては聞くのだが、さっぱり要領を得ない。と言うか言葉が通じない。約2時間後、漸く通じる人に遭遇、親切にもそのビルまで案内してもらったそうである。後で聞いた話だが、世界第二位の経済大国ニッポンだから、まさか英語がそんなに通じないとは夢にも思わなかったそうである。
英語はやはり世界標準。街角で通じるくらいの英語力は欲しいものだ。何も、上手な、流暢な英語を目指す必要は無い。ブロークン結構。日本語英語、大いに結構。世界を見れば、巻き舌で相当聞き取りにくいインド英語や南米英語もある。ローカル英語花盛りなのである。荒っぽい言い方になるが、街角で通じる英語だから、文法なんかどうでも良いと思うのだが、そう思うのは、よし坊だけだろうか。
それにしても、教育レベルも高い(と言われている)、世界に冠たるニッポン。何故英語は置いてきぼりを喰っているのだろうか。未だによく分からない話なのだ。
実は、数年前、国連が東南アジア諸国の英語力調査結果を公表した事がある。堂々の一位はシンガポールで香港が続いた。興味深かったのは最下位である。しかも2国が同率で入っていた。その一つは日本だが、もう一方は、あの北朝鮮である。東南アジアで最も開けた国ニッポンと、外の世界に固く門を閉ざした北朝鮮が、実用的な英語力に関しては同じレベルなのである。数年経った今でもこの順位は変わっていないだろう。この事実は相当に悩ましい。単純に「何故?」である。
日常的な英語が、日本は、からきし駄目なのだ。日常的な英語力を、よし坊は「街角の英語」と呼んでいるのだが、それに因んだ面白い話がたくさんある。
ある日系企業に勤めているアメリカ人が初めて日本出張となった。目指すは東京の親会社(本社)である。その本社まで20分位にあるホテルに泊まり、翌朝いざ出勤となった。簡単な地図をホテルで書いてもらい、外に出た。しかし、どこでどう間違えたか、中々お目当てのビルが出てこない。ここは聞くしかない、と、往来の日本人を捉まえては聞くのだが、さっぱり要領を得ない。と言うか言葉が通じない。約2時間後、漸く通じる人に遭遇、親切にもそのビルまで案内してもらったそうである。後で聞いた話だが、世界第二位の経済大国ニッポンだから、まさか英語がそんなに通じないとは夢にも思わなかったそうである。
英語はやはり世界標準。街角で通じるくらいの英語力は欲しいものだ。何も、上手な、流暢な英語を目指す必要は無い。ブロークン結構。日本語英語、大いに結構。世界を見れば、巻き舌で相当聞き取りにくいインド英語や南米英語もある。ローカル英語花盛りなのである。荒っぽい言い方になるが、街角で通じる英語だから、文法なんかどうでも良いと思うのだが、そう思うのは、よし坊だけだろうか。
それにしても、教育レベルも高い(と言われている)、世界に冠たるニッポン。何故英語は置いてきぼりを喰っているのだろうか。未だによく分からない話なのだ。