タイガーに競り勝つとは大したもんだ。
兎に角、ゴルフはタイガーがぶっちぎりに強いから、あ~、又タイガーかと思うと、テレビを見る気にならないから、そのつもりでいたが、接戦で、アジア系がいると聞いて、K.J.Choiかと思ったら、知らない韓国人だから、こりゃ、観にゃなるまいと、13番あたりから観だしたのだが。
タイガーに一打差で、韓国人Y.E.Yangとハリントンがぴったり付けている。ところが、ハリントンは大タタキで一挙に地獄に落ちてしまった。コメンテーターも盛んに言っていたが、Yangは沈着冷静。数あるトーナメントでも、タイガーと一緒に回るチャンスは、滅多にあるまい。しかも、アメリカ参戦2年目でのめぐり合わせだから、なおさらだ。メンタルなスポーツだから、さぞかしプレッシャーもキツイはずだが、それに競り勝ったのだから見事と言うほかあるまい。腕も運も必要だが、肝っ玉が据わっていると言う事だろう。
今ではすっかり影も薄いが、昔、日本国内でのみ凄かった(?)ジャンボ尾崎が、国内賞金ランキング一位をハチマキに刻み、毎年マスターズに参加(ありゃ参戦と言えるものしゃない)していたが、初日ぶっ飛ばし、二日目にしてはや失速なんてのが繰り返されていた。面白いのが取り巻きというか、日本からくっついてきた報道陣連中。兎に角100人くらいが金魚のフンの如く付いて来る。そして、晩は近くの日本飯屋でドンちゃん騒ぎ。
尾崎と並んでの実力者、青木は、実力ともにアメリカでもRespectされている。本来やんちゃな青木を、世界のアオキにしたのは、多分に奥さんのパートナーとしての腕、日本流に言えば内助の功が効いている。特に海外(アメリカ)経験と英語力がアオキの知名度を上げていると言っても良い。
アオキがアメリカのPGAツアーに出始めた頃、テレビのコメンテーターは、アオキ・イサオの名前が読めない。英語流に発音すると、「エイオキ・アイサオ」となる。青木のAは「ア」ではなく「エイ」と読まれる。功のIは「アイ」と読まれるのが通常だからだ。これに奥さんが噛み付いた。これで、以後の中継はキチンとなった。
一度ジョージアで行われたツアーを観にいった時、奥さんの凄さを目の当たりにしたことがある。ツアーにはよく奥さんがくっついてくる。旦那の移動に合わせ、ギャラリーと一緒に移動する。そのショートホールで、アオキは第一打をグリーン奥の植え込みにぶち込んだ。その瞬間、グリーン近くにいた奥さんが、球がぶち込まれた近くまで行き、球を目視、確認。グリーンに近づいてきたアオキにジェスチャーで、「あそこに球はある、大丈夫、Calm downだ」と伝えている光景だ。奥さんであると同時に、一緒に戦う強力なパートナーだ。
今回の敗退で、タイガーがこんな事を言っている。「私の前にビッグタイトルで、アジア人が立ちはだかる日が遠からず来ると思っていた」と。
兎に角、ゴルフはタイガーがぶっちぎりに強いから、あ~、又タイガーかと思うと、テレビを見る気にならないから、そのつもりでいたが、接戦で、アジア系がいると聞いて、K.J.Choiかと思ったら、知らない韓国人だから、こりゃ、観にゃなるまいと、13番あたりから観だしたのだが。
タイガーに一打差で、韓国人Y.E.Yangとハリントンがぴったり付けている。ところが、ハリントンは大タタキで一挙に地獄に落ちてしまった。コメンテーターも盛んに言っていたが、Yangは沈着冷静。数あるトーナメントでも、タイガーと一緒に回るチャンスは、滅多にあるまい。しかも、アメリカ参戦2年目でのめぐり合わせだから、なおさらだ。メンタルなスポーツだから、さぞかしプレッシャーもキツイはずだが、それに競り勝ったのだから見事と言うほかあるまい。腕も運も必要だが、肝っ玉が据わっていると言う事だろう。
今ではすっかり影も薄いが、昔、日本国内でのみ凄かった(?)ジャンボ尾崎が、国内賞金ランキング一位をハチマキに刻み、毎年マスターズに参加(ありゃ参戦と言えるものしゃない)していたが、初日ぶっ飛ばし、二日目にしてはや失速なんてのが繰り返されていた。面白いのが取り巻きというか、日本からくっついてきた報道陣連中。兎に角100人くらいが金魚のフンの如く付いて来る。そして、晩は近くの日本飯屋でドンちゃん騒ぎ。
尾崎と並んでの実力者、青木は、実力ともにアメリカでもRespectされている。本来やんちゃな青木を、世界のアオキにしたのは、多分に奥さんのパートナーとしての腕、日本流に言えば内助の功が効いている。特に海外(アメリカ)経験と英語力がアオキの知名度を上げていると言っても良い。
アオキがアメリカのPGAツアーに出始めた頃、テレビのコメンテーターは、アオキ・イサオの名前が読めない。英語流に発音すると、「エイオキ・アイサオ」となる。青木のAは「ア」ではなく「エイ」と読まれる。功のIは「アイ」と読まれるのが通常だからだ。これに奥さんが噛み付いた。これで、以後の中継はキチンとなった。
一度ジョージアで行われたツアーを観にいった時、奥さんの凄さを目の当たりにしたことがある。ツアーにはよく奥さんがくっついてくる。旦那の移動に合わせ、ギャラリーと一緒に移動する。そのショートホールで、アオキは第一打をグリーン奥の植え込みにぶち込んだ。その瞬間、グリーン近くにいた奥さんが、球がぶち込まれた近くまで行き、球を目視、確認。グリーンに近づいてきたアオキにジェスチャーで、「あそこに球はある、大丈夫、Calm downだ」と伝えている光景だ。奥さんであると同時に、一緒に戦う強力なパートナーだ。
今回の敗退で、タイガーがこんな事を言っている。「私の前にビッグタイトルで、アジア人が立ちはだかる日が遠からず来ると思っていた」と。