よし坊のあっちこっち

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映画三昧ーThe Magnificent Seven

2009年08月23日 | 映画
アメリカ映画も近年は昔のリメイクがやたらと多い。兎に角 ネタ切れだが、銭をかせがにゃならぬときているから、手っ取り早いところと言えよう。問題は面白いかどうかだが、オリジナル版を超える作品というのは、なかなか無いもんだ。

チャーリーズ・エンジェルなんかは、それなりに観れば結構楽しめるが、昔のテレビ版を知っていると、やはりオリジナルのエンジェル美女達にはかなわない。
かつて、ピーター・セラーズでヒットした「ピンクパンサー」はどうか。確かに、スティーブ・マーチンは悪くはないが、味が違う。最新版2作目は見事にコケてしまった。

日本の作品のリメイクも結構ある。ダイ・ハードのブルース・ウィリス主演のLast Man Standingは三船敏郎主演の「用心棒」である。
しかし、リメイクとしては非常に出来のよい作品となったのは、あの「荒野の七人」にトドメを刺す。
「七人の侍」もよく出来た娯楽映画だ。志村喬を筆頭に、加東大介、宮口精二、稲葉義男、千秋実等に加え、三船敏郎や木村功。文句無く面白い。

「荒野の七人」も配役が面白い。あの、ユル・ブリナー、スティーブ・マックウィーンときて、足長おじさんのジェイムス・コバーン。チャールス・ブロンソンがいるかと思えば、ナポレオン・ソロのロバート・ボーンといった、豪華キャストとくる。木村功の役どころはドイツ俳優のホルスト・ブッフホルツときた。

皆、鬼籍に入り、ロバート・ボーンが荒野の七人の最後、トリを取るようだ。今でも、たまにテレビのCMに顔を出している。