年を追うに従い、降雪量は少なくなっています。
これは、20年前の風景。中越地震が発生した冬は雪の量も多かった。
この雪の溝のように見えるのは歩道です。
歩道除雪が間に合わず、右の雪の山は車道と歩道を隔てる縁石の上の雪です。
これは、同じ中越地震が発生した翌年の1月でしょうか。
当時、スベルベは集落の農家組合長。この建物の管理をする責任者でした。
内部が壊れてしまい、使える状態ではなくて、つぶれても仕方ないと思っていた。
ところが、雪国の建物は柱も太くて、つぶれない。電力会社から電線が切れると要請があり、雪を下した。
そして、この2、3年後から一人暮らしの高齢者の家の屋根雪下ろしをするようになった。
しかも、2軒を引き受けていたから、スベルベも若かったですね。一人で2軒は辛かった。
一人で上がった家の屋根からみた風景です。1mにも近づく積雪量ですね。
あのころでも、一人で屋根雪下ろしをする人は少なかった。周りの住民に随分心配されたものでした。
それでも、今のように命綱をつけろとかとうるさくは無かった時代。
古希を迎えるまで、頑張りぬきました。よくぞ落ちずにやっていたものですね。