長岡の孫たちが、電車に乗りたいと言ったらしい。
久しぶりに電車を利用しての来宅で、スベルベジーさんバーさんもお出迎え。
実は、一週間も務めずに10年以上続けてきたホーム除雪の仕事を止めました。
雇用体制が変わり、あまりにも理不尽な条件と対応で、我慢できなくなったのでした。
上下ホーム共に、滅茶苦茶な雪の積もり方。
これでは、お客さんはここに停車したら下りられませんね。
理不尽と言うのは、同じ人員構成で隣の駅と二駅の除雪という話に。
説明会の三社の挨拶はそれぞれ「10年に一度の大雪」と言いながら勤務日数は減らした計画。
「挨拶の内容と、除雪体制の計画に齟齬があります」と抗議の声を上げたのはスベルベ。
「安全第一と言われるけれど、安全よりも予算優先か」と痛いところをついたら面白くなかったらしい。
2両編成の電車だったから、孫たちも無事に雪のないホームに下車で一安心。
この、手前の電柱には監視カメラが着いていて、私たちの除雪の不備を突かれ写真まで撮られた。
一種のパワハラですね。新潟の指令という温々とした室内から見張っているのですから。
「一寸の虫にも五分の魂」です。理不尽なことは許せない性格は死んでも治りそうにない。
駅舎の出入り口もほとんど除雪されていません。儲からない線区などどうでもよいようです。
暮れに二回、東京に所用で出かけました。新幹線内に有ったPR誌を見て驚きました。
「高輪ゲートウェイ駅」周辺の開発計画が誇らしそうに掲載されていました。
夜行寝台列車などの運行が廃止になり、広大な空き地が誕生し、周辺との折衝無用な便利な土地。
本業の旅客輸送などよりも、手軽に利益が上がる事業に血道をあげているかに見える。
水害で長らく運休していた、赤字の代表のような只見線などよく復旧したものです。
その後の水害でやはり不通になった米坂線は、地方当局の要請には知らんぷりのほっかむりのようです。
今年も駅の雪掻きをご苦労さまと言いそうになって、そういえばスベルべさんから除雪の話をされていないなぁ、と思っていたところです。今年は雪が少ないとは聞いていましたがこちらとは違いますものね。
お孫さん方が無事に雪の無いホームに下りられてよかったこと。ここは水でも出ているのでしょうか。雪が積もっていたらホームに下りられませんよね。そのうちに大雪が降ると除雪の必要性が判って謝って来るのではないでしょうか。スベルべさんの勝ちですね。
下請けの担当者とかなりの言い争いになったら「世の中そんなものです」なんてね。
確かにそうかも知れません。弱肉強食の時代ですね。
楽をして儲ける会社、人間が増えすぎました。政治の貧困からですよ。
孫たちが下りたホームは散水消雪があり、雪が少なかったら細々とですが消えています。
2両編成だから大丈夫でしたが、4両5両だって
ありますからね。
勝ち負けは別として、冬の間に乗客を巻き込んだ事故が起きないかと心配です。