畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

ジャガイモ先生

2024-07-20 04:30:25 | 暮らし
 前日に1年生の担任から連絡があり、一昨日は朝から小学校へ。
先日、所用で行った際に見て、掘るには少し早いかな、なんて見たのでしたが。

 でも、学校は学校で予定もあります。もうすぐ夏休みですからね。
まだ、枝葉は青々としているけれど、ま、大丈夫でしょう。それでは収穫開始。

 前日、雨が上がったばかりでまだ土は完全には乾いていない。
でも、ほーら、ちゃんと一人前のジャガイモになっていましたよ。

 わいわいがやがや、とにぎやかです。
掘り上げたジャガイモは、コンテナを3個準備し、大中小に分けました。

 もう、スベルベ先生は大人気で引っ張りだこ。次々と質問がでる。
スベルベが提供した、シャドウクイーンとノーザンルビーも植えてあります。
 「スベルベ先生が質問します。紫色のジャガイモの名前は」なんて聞く。
一人が元気よく「シャドウクイーン!」なんて。おー、シャドウクイーンを知ってる一年生なんていないぞ。
 一時間近い時間をこうして楽しく過ごさせてもらいました。
「今度はサツマイモ掘りだね。山の畑で順調に蔓も伸びているからね」と話してお別れです。
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そこそこ過酷な北海道ツァー(その20)さようなら利尻島

2024-07-19 04:22:16 | 旅行
 利尻岳の早朝散歩を終えて、すぐに朝食。
そして、すぐにバスに乗り港へと急ぐ、やはりそこそこ過酷な北海道ツァーです。

 飛行機の離着陸を見るのが面白いように、船の離岸準備も面白い。
子供のようなスベルベですが、船尾で無事に出航するまで見ていました。

 ロープを巻いたドラムを緩めて、ロープを伸ばして結合部分を外す。
汽笛を鳴らして無事に出航。また稚内港まで1時間半余りの船の旅になる。

 民宿のオジサンが大漁旗を振ってお見送り。
きっと、民宿のご主人なのでしょうね。船の名前が大きく書かれた大漁旗です。

 大漁旗を振るばかりではなくて、大きな声で見送る。二人になりましたよ。
さようならではなくて、また来るように「行ってらっしゃい」と叫んでいました。
              (続く)
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そこそこ過酷な北海道ツァー(その19)

2024-07-18 04:49:26 | 旅行
 無事に利尻島に渡り、ホテルに泊まった翌朝は早朝散歩です。
出発が6時というところも過酷って付く由縁。祭りがおこなわれている利尻山神社の横を通る。

 早朝散歩に参加したのは、45名中30数名かな。
にぎやかな8名のグループ参加者は、おしゃべりに疲れたのか不参加でした。

 こんな立て看板がありました。
○○百選ってよくあるけれど、「森林浴の森日本百選」も珍しいかな。


 さすがに百選に選ばれているだけに管理は厳しい。
これは靴底に、他の土地からの付着物、植物の種を持ち込まない配慮で水で洗い流す。

 早朝ってどこでも空気は美味しく感じるけれど、やはり森の中は特別。

 エゾ松などが、伐採したのではなくて風倒木として倒れています。

 早朝散歩の目的地はここまでです。利尻岳の3合目に当たります。
ここにあり、利尻岳の伏流水の「甘露泉水」を汲んで帰るのが目的なのでした。

 スベルベママが、あらかじめ空にしていたペットボトルと水筒に水を汲む。
冷たくて手が痛くなるほどだというけれど、スベルベはカメラマンに徹して水は汲まない。
 こうして全員が甘露泉水を無事に汲み終えて、ホテルに帰り慌ただしく朝食でした。
ガイド役は若い男性で「地元の方ですか」と問うと「移住者で愛知から来ました」なんて。住み着く魅力もあるのです。
            (続く)
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「齢重ねるのも悪くはない」(新聞投稿その2おわり)

2024-07-17 04:15:42 | 暮らし
     齢重ねるのも悪くはない(その2終わり)

 若い頃は、仕事の多忙さと責任に、夜中に夢を見て飛び起きることさえあった。多忙さゆえに募るいらだちに、夫婦げんかも少なく無かった。そんな時代には、ふと、のんびりとして暮らす老後を夢見たものだ。

 今は、そんな暮らしを手に入れて、あまり幸せとは思えない社会情勢に腹を立てたりしながらも、安穏な暮らしでもある。こんな日を手に入れるために頑張った若いころがつい昨日までだったのです。

              (終わり)
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「齢重ねるのも悪くはない」(新聞投稿その1)

2024-07-16 04:36:30 | 暮らし
    齢重ねるのも悪くはない(その1)

 ニワトリのような暮らしで、夜が明け始めると目覚める。まずはパソコンに向かい、交流サイト(SNS)を何件か投稿する。コメント交換する友人も全国に存在していて退屈しない。
 明るくなると、身支度を整えて畑に出る。雪消えから初雪まで畑仕事に絶え間は無い。帰宅して、朝食を取ると、募る眠気を我慢せずに横になり、朝寝を決め込む。

 「朝ドラが始まるよ」という声に目覚めてドラマを見る。ドラマを見終えて、お茶を飲んだらまた畑に出よう。こんな気ままな暮らしも悪くは無いと、つくづく思いながら。

               (続く)

  (昨日の朝刊に、投稿が採用されて掲載されました。)
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